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ザ・キュアーのベーシストであるサイモン・ギャラップは「裏切りにうんざりして」「やや重い心境と共に」バンドを脱退したと述べている。

サイモン・ギャラップはロバート・スミスのサイド・プロジェクトであるカルト・ヒーローで演奏した期間を経て1979年にザ・キュアーに加入している。1982年に脱退した後、1984年に再加入しており、サイモン・ギャラップはロバート・スミスに続いて在籍期間が2番目に長いメンバーとなっている。

「やや重い心境と共に伝えると、僕はもうザ・キュアーのメンバーじゃないんだ」とサイモン・ギャラップはフェイスブックの投稿で述べている。「みんなの幸運を願っているよ」

この発表を受けて友人に大丈夫かと尋ねられてサイモン・ギャラップは次のように述べている。「ヴィッキー、大丈夫だよ。裏切りにうんざりしてしまったんだ」

https://www.facebook.com/simon.gallup.9277/posts/392551212300934

2018年、『アイリッシュ・タイムズ』紙のインタヴューでロバート・スミスはサイモン・ギャラップが脱退したら「それはザ・キュアーではない」と語っていた。

2019年、『NME』のインタヴューでロバート・スミスはサイモン・ギャラップとの関係についてザ・キュアーにおいて「間違いなく」最も危険な組み合わせだと述べていた。

「自分にとってライヴ・バンドとしての核は常にサイモンだったんだ。彼はずっと親友だったんだよ」とロバート・スミスは次のように語っている。「何十年も長年にわたって彼が度々見過ごされてきたことは不思議だよね。彼はインタヴューもやらないし、外に出ていくこともないし、彼が僕の引き立て役をやることもない。でも、僕らのやっていることに不可欠な存在なんだ」

「長年にわたって困難な時期もあったけど、10代の頃から体験を共有していたことで生まれた非常に強い友人関係を持つことができたんだ。そういう友人がこんなにも長くいることは、その友人関係が壊れる時は途轍もない代償を払うことになるね」

彼は次のように続けている。「僕らはたくさんのことを一緒にやってきて、多くのことを共有してきたから、そういう友人は失いたくないよね」

先日、ロバート・スミスはザ・キュアーの次回作は最後のアルバムになると思うと語っている。「別のものをやることになるとは思えないよね。もうこれ以上できないと思うよ」

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