元スリップノットのジョーイ・ジョーディソン、代役でメタリカのドラマーを務めた逸話をフェス主催者が振り返る

Photo: GETTY

ダウンロード・フェスティバルの主催者であるアンディ・コッピングはジョーイ・ジョーディソンがメタリカのドラマーを務め、「その日を救った」ことを振り返っている。

アンディ・コッピングは7月26日に亡くなったジョーイ・ジョーディソンに対してインスタグラムで追悼の意を表している。

メタリカと共演するジョーイ・ジョーディソンの写真を投稿して、アンディ・コッピングは2004年のヘッドライナーのステージにラーズ・ウルリッヒが「参加しなく」なった時のことを振り返っている。ラーズ・ウルリッヒは病気で病院に連れて行かれ、バンドは代理を探すことになったという。

「2004年のダウンロード。この年、メタリカのラーズ・ウルリッヒは参加しないことになった。バックステージに来てくれという電話をもらって、そこでその話を聞いたのを覚えている」とアンディ・コッピングは記している。

「2つの選択肢があった。メタリカをキャンセルにするか？メタリカが別のドラマーに入ってもらうよう説得するか？自分はキャンセルすることを提案したんだ。第二案は実現すると思えなかったからね。かなりのドラマーが断っていたからね」

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アンディ・コッピングは次のように続けている。「そこで名乗り出てくれたのがスリップノットのジョーイ・ジョーディソンだったんだ。スリップノットの前にメタリカのカヴァー・バンドをやっていたから、たくさんの曲を知っていたんだよ。ジョーイとスレイヤーのデイヴ・ロンバードがあの日を救ったんだ」

「スリップノットのマスク姿でメタリカと一緒に演奏するジョーイを見られたことは忘れないよ。ありがとう、ジョーイ。君は偉大だった。安らかに」

2004年のダウンロード・フェスティバルでスリップノットはメタリカの前に出演していた。当時のレポートでは次のように述べられている。「急な代役でメタリカの出演は40分遅れることになり、直前までバックステージでは練習が行われていた」

ジョーイ・ジョーディソンの遺族の代理人は彼が現地時間7月26日に寝ている時に穏やかに亡くなったと述べている。死因については明らかにされていない。

スリップノットのコリィ・テイラーやショーン・クラハンらは元ドラマーのジョーイ・ジョーディソンの訃報を受けて、ソーシャル・メディアで追悼の意を表している。

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