レッド・ツェッペリンのロバート・プラントはジョン・ボーナムと一緒にいる夢を見たことを明かし、「大きな安堵がもたらされた素晴らしい瞬間」だったと評している。
自身のポッドキャスト『ディギング・ディープ』でロバート・プラントはロックダウンによる制限で1980年に亡くなったジョン・ボーナムとの「素晴らしい光景」に溢れた明晰夢を見ることになったと説明している。
夢には1977年にウイルス性胃腸炎で5歳で亡くなった息子のカラックも現れたとロバート・プラントは語っている。
彼は次のように述べている。「ジョン・ボーナムのような古い友人、父親、5歳で亡くなった息子といった人々のところに戻る夢を見たんだ。大きな安堵がもたらされた素晴らしい瞬間だった」
彼は司会のマット・エヴェリットに次のように続けている。「自分が今ここにいる理由は自分のやっていることが好きだからだけど、それにはある程度の通行料が必要になるんだ。そうはいっても、会計職とか、自分がなっていたかもしれないものよりはいいと思うけどね」
「でも、自分の別の部分として操らなきゃいけない、ある種のエネルギーが生まれることになるんだよ。支配下に置いて、隅に追いやっとかなきゃならないんだ。というのも、僕は常にスウィッチを入れて、次のことを考えていたからね。だから、寝る時というのはたまに素晴らしい場所になるんだ。どこかへと向かうわけだけど、今回はどこでも立ち返らなければならなかった。素晴らしい光景を通して戻ることになったんだ」
ロバート・プラントはロックダウンの体験について次のように語っている。「幸運だったのは30メートル先に住んでいる隣人は1960年代に僕とジョン・ボーナムと一緒に演奏していた人物なんだ。僕らは同じ集落で、僕の家を所有している農家の一家は道の向かいに暮らしているんだ。僕らは最高の友人になって、いつもポーカーで集まっているんだ」
ジョン・ボーナムについては初の伝記『ビースト:ジョン・ボーナム・アンド・ザ・ライズ・オブ・レッド・ツェッペリン(原題)』が9月に刊行されることが決定しており、フー・ファイターズのデイヴ・グロールが序文を寄せている。
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