ザ・キラーズは通算7作目となるアルバム『プレッシャー・マシーン』を来月リリースすることを発表している。
ザ・キラーズの新作はEMIより8月13日にリリースされる。同作は新型コロナウイルスのパンデミックによって予想もしなかった空白期間が生まれたことによって制作されている。
ザ・キラーズは2020年発表の『インプローディング・ザ・ミラージュ』を引っさげてツアーに出る予定だったが、空白期間が生まれたことで、すぐに次回作に取り組んでいる。
「すべてが急停止することになったわけでさ」とフロントマンのブランドン・フラワーズは語っている。「こうやって静寂に向き合わされたのは自分にとってかなり久しぶりのことだった。その静寂のおかげでこのアルバムが花開くことになったんだ。典型的なザ・キラーズのアルバムではサウンド的にかき消されていた、あまりに静かな曲に満ちているんだ」
アルバムのトレイラー映像はこちらから。
新作はザ・キラーズにとってこれまでで最もパーソナルな作品の一つになるとのことで、ブランドン・フラワーズはユタ州ニーファイの静かな街で育った体験に影響されたものとなっていると説明している。
「自動車産業の発展がなかったら、90年代のニーファイはまるで1950年代のようだったと思う」とブランドン・フラワーズは語っている。「これまで折り合いをつけてこなかった悲しみを発見したんだ」
「ニーファイにいる時の記憶の多くはあたたかいものだけど、恐怖や大きな悲しみに結びつくものに心を動かされたんだ。バンドを始めた時よりも今のほうが理解できる。そして、僕の育った小さな街の人生や物語に正しいことをできればと思ったんだ」
ザ・キラーズのギタリストであるデイヴ・キューニングは先日、通算8作目となるアルバムについて「いいスタート」を切ったと語っていた。
「どんなサウンドになるかは分からないけど、まだ初期段階だからね。でも、アイディアは書いていて、まだちょっとだけど、いいスタートを切ったよ」
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