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マドンナがパリ同時多発テロで命を失った人への追悼として12月9日のライヴ後、即興のパフォーマンスを行っている。

イーグルス・オブ・デス・メタルのライヴ会場で89名が亡くなった一連のテロの後もヨーロッパ・ツアーをキャンセルすることを断固拒否しているマドンナは、パリのレピュブリック広場で、“Ghosttown”、ジョン・レノンの“Imagine”のカヴァー、“Like A Prayer”といった楽曲によるアコースティックの短いライヴを行ったという。

ギタリストのモンテ・ピットマンや10歳の息子のデイヴィッドと共にパフォーマンスを行う映像がオンラインにアップされている。

マドンナは観客に次のように語っている。「なんでわたしたちがここにいるかはみんな知ってるわよね。愛と喜びを広げるために、4週間前に亡くなった人々に敬意を表するために、平和についての曲を数曲歌いたいの。そして、光を広げるために歌いたいの……私たちが必要としているものだから」

パフォーマンスの様子はこちらから。

この日、マドンナはパリのバーシー・アリーナで公演を行っており、『ガーディアン』紙によれば、次のように観客に語ったという。「わたしたちは恐れて身をかがめたりしないわ。約4週間前に起きたことについて今も考えてるの。パリの人々の心や、フランスの人々の心は、他の都市の人々の胸のなかでも脈打っているのよ」

「20歳の時にパリに来たの。そして、ここパリでわたしは音楽を作ろうと決心したのよ。わたしの心のなかにあった種を育ててくれたパリよ、本当にありがとう」

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