アメリカのオバマ大統領は、2015年で最もお気に入りの曲がケンドリック・ラマーの“How Much A Dollar Cost”であることを明らかにしている。
“How Much A Dollar Cost”は、先日グラミー賞にもノミネートされた『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』に収録の楽曲で、同作は『NME』が選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2015の2位にも選ばれている。オバマ大統領は2015年にお気に入りだったものをまとめたリストを発表しており、そのなかでオバマ大統領はベスト・トラックに選んでいる。
妻のミシェル・オバマは『ピープル』誌でマーク・ロンソンの“Uptown Funk”をお気に入りの楽曲として挙げている。同曲はVevoで最も観られたミュージック・ビデオになっている。
また、オバマ大統領はマット・デイモン主演の『オデッセイ』を2015年で最もお気に入りの映画に選んでいる。ミシェル・オバマはアニメの『インサイド・ヘッド』を選んでいる。
オバマ大統領は今年スポティファイにオフィシャル・チャンネルも開設しており、ホワイト・ハウスを通して2つのプレイリストを投稿している。
日中のプレイリストでは、コールドプレイの“Paradise”やフローレンス・アンド・ザ・マシーンの“Shake It Out”、ザ・ローリング・ストーンズの“Gimme Shelter”、アレサ・フランクリンの“Rock Steady”などが選曲されている。
一方、夜のプレイリストではビヨンセ、ヴァン・モリソン、ローリン・ヒル、フランク・シナトラ、レイ・チャールズ、メアリー・J. ブライジ、マイルス・デイヴィスの楽曲が選ばれている。
ミシェル・オバマもスポティファイでお気に入りの女性アーティストを選出して、10月11日の国際ガールズ・デーを祝福している。
そのプレイリストには、ビヨンセ、ジャネール・モネイ、アリシア・キーズらの楽曲が選ばれており、20曲のプレイリストは国連が設定した国際ガールズ・デーにジェンダーによる差別への意識を向上させるために公開された。
ビヨンセの“Run The World (Girls)”やアリシア・キーズの“Girl on Fire”、デミ・ロヴァートの“Confident”などが、アレサ・フランクリンやビリー・ホリデー、メアリー・J. ブライジの楽曲とともに選ばれている。
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