コートニー・ラヴはニルヴァーナのロイヤリティをめぐってデイヴ・グロールを批判し、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーについても矛先を向けている。
現地時間6月13日にコートニー・ラヴはインスタグラムで今は消されているコメントを投稿しており、その中で「#MeToo」のムーヴメントにまつわる体験を明かしている。
「これは私が対処することになった、そして遠慮して真っ当な裁判を止めなければいけなかった巨大な攻撃の記録よ(私のスポンサーは『私たちは利用されるだけの存在じゃない』という言葉をいつも引用していた)。卑劣な男性の特権で被害を受けたの。シャロン・ストーンは#MeTooのような事件がなかったかと訊かれて、爆笑していたわ」
「そういう嫌な奴から罪を押しつけられてくることが何度もあった。私が息をするだけでも、夫の死についても、私のあからさまなセクシャリティについてもね。私が依存症で女性だからって。27年間もね」
コートニー・ラヴは2014年に長年の確執についてデイヴ・グロールと和解したと見られていたが、ニルヴァーナのロイヤリティをめぐる口論について言及している。
「3ヶ月前、ロサンゼルスを離れたわ。デイヴ・グロール(やクリス・ノヴォゼリック)とその子孫に永続的にお金を渡す書類にサインをしてね。傷ついたし、怖かったし、彼には疲弊させられたわ。それでサインしたんだけど、それは嘘なの。実はサインしていないのよ」
「だって、あれは無意味だからね。カートの死を巡る混乱と怒りは私に向けられた。デイヴによって私に向けられたのよ。彼は自分を裕福にしている間もカートの富と彼の善意をむさぼっていた。27年間もね」
コートニー・ラヴは自分が「遠慮しすぎた」と述べており、「ロック界で最もいい奴」というデイヴ・グロールの評判を批判している。
その後、コートニー・ラヴは矛先をトレント・レズナーに向けて幼児虐待を告発しており、ホールで一緒にツアーしていた時に直に目撃したと述べている。
「トレント・レズナーに関しても彼は才能があるけど、気持ち悪い奴よ。彼と彼のクルーたちが12歳ぐらいの少女たちを虐待していたけど、あんなもの見たこともない。ホールのメンバー全員で目撃したわ。この2人は私の#MeTooの相手じゃない。というのも、まだ自分の#MeTooは言わないことにしているから。でも、それに極めて近い人たちなの」
「トレント・レズナーもナイン・インチ・ネイルズもフー・ファイターズもくそくらえよ。彼らに立ち上がったこと、彼らを止めさせようとした私の例によって今後、魂を打ち砕くような個人的かつカルチャー的な虐待が他の女性や男性に起こらないことを願うわ。私も、私も、ってこうした被害は嫌なほどだけど。物語を語るために深呼吸をするわ。そして、できるだけ、どの曲にもこのことを詰め込むの。南妙法蓮華経。私たちは利用されるだけの存在じゃない」
トレント・レズナーもデイヴ・グロールも現時点でコートニー・ラヴの主張に対して反応を示していない。
先日、コートニー・ラヴは2012年以降取り沙汰されていたホールの再結成について今後実現することはないと語っていた。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.