ケンドリック・ラマーはミート・アンド・グリートについて口論となり、彼のライヴに出入禁止になった女性ファンから100万ドル(約1億2000万円)の訴訟を受けている。
「TMZ」によれば、ホイットニー・ラーキンスは350ドルのVIPミート・アンド・グリート・パッケージを購入し、ケンドリック・ラマーのマネージャーであるデイヴ・フリーに更に3分間「二人っきりの時間」がほしいとメールを送ったという。
それに対して、デイヴ・フリーは3分間の二人っきりの時間のためには「現金で1万ドル」が必要だと返信してきたとホイットニー・ラーキンスは語っている。
ホイットニー・ラーキンスは、ケンドリック・ラマーとのミート・アンド・グリートの時間について「何度もスタッフから情報を得ようとした」とのことで、ライヴの前に出入禁止となったメールを受け取り、元々の350ドルのチケットは払い戻しされることになったという。
ホイットニー・ラーキンスが提起した100万ドルの訴訟文のなかで、今回の一件で「深い悲しみ」が残ったとしており、マネージャーのデイヴ・フリーについて「頭から爪先まで傲慢かつ横柄で、あらゆる面で悪い輩」だと述べている。
しかし、ケンドリック・ラマーへの支持は続けるつもりだとしていて、彼のことを「2パックと並んで、全世代を通して最も偉大な現存するラッパーの一人」だとしている。
一方、ケンドリック・ラマーは第58回グラミー賞において11部門でノミネートされて最多となっている。
最新作『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』は、『NME』が選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2016の第2位にランクインしており、グラミー賞の主要4部門では最優秀アルバム賞と“Alright”で最優秀楽曲賞にノミネートされている。
他には最優秀ラップ・アルバム、最優秀ラップ・パフォーマンス、テイラー・スウィフトとの“Bad Blood”でのポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス、フライング・ロータスとの“Never Catch Me”による最優秀ダンス・レコーディングにノミネートされている。また、最優秀ラップ・ソングでは“Alright”とカニエ・ウェストの共作曲“All Day”の2曲でノミネートされている。
「彼の芸術的才能の証です」とレコーディング・アカデミーCEOのニール・ポートウはケンドリック・ラマーのノミネートについて語っている。「彼は自らの創作物について非常にシリアスな人物で、かなり長い間にわたって取り組んできました。そして、今回のノミネートはそうした努力が報われた一つの例だと思うのです」と語っている。
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