オジー・オズボーンはランディ・ローズがロックの殿堂入りを果たすことを受けて追悼の意を表している。
ランディ・ローズは10月に行われる式典でエル・エル・クール・ジェイ、ビリー・プレストンと共にミュージカル・エクセレンス賞を受賞することが発表されている。
ランディ・ローズがロックの殿堂入りを果たすことについてオジー・オズボーンは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「ずっと待ち遠しかったわけだけど、最終的に殿堂入りを果たすことになったんだ」
「彼は素晴らしいプレイヤーだからね。僕のキャリアは彼のおかけだからね」とオジー・オズボーンは語っている。ランディ・ローズはオジー・オズボーンとツアーしていた1982年に飛行機事故で亡くなっている。
ランディ・ローズと初めて会った時のことをオジー・オズボーンは次のように振り返っている。「彼が演奏するのを聴いて、『こいつ以上のプレイは聴いたことがない』と言ったんだ。神からの贈り物みたいだったよ」
「彼の態度はクールだったね。けばけばしいところもまったくなかった。当時はみんなジミ・ヘンドリックスをコピーしていたんだけど、彼は母親の音楽学校で講師をやっていたんだ。それはすごく大きなプラスだったね。すごく我慢強さがあるということだからね」
彼は次のように続けている。「一緒に曲を書いた時、彼はゆとりを作ってくれるんだよね。彼はどのキーが自分が歌うのにいいかも解決してくれたんだ。ブラック・サバスの時は彼らはリフをくれるだけで、そこにヴォーカルのメロディーを乗せるのに苦労したんだ。でも、ランディ・ローズは一緒にやりやすかった。彼が新しいものを聴かせてくれた時は鳥肌が立ったよ」
ランディ・ローズの死を振り返ってオジー・オズボーンは次のように語っている。「ランディ・ローズが亡くなった後は感情的になった。『ノー・モア・ティアーズ』でレコーディングがうまくいくようになるまでね。彼は早く亡くなってしまった。死ぬのにふさわしくなかったのにね。落ち着いて振り返っているのが変な感じなんだ。40年近く前なのに昨日のことのようなんだ」
今年のパフォーマー部門ではフー・ファイターズ、ジェイ・Z、ティナ・ターナー、ゴーゴーズ、キャロル・キング、トッド・ラングレンが殿堂入りを果たすことが決定している。
クラフトワーク、ギル・スコット=ヘロン、チャーリー・パットンはアーリー・インフルエンス賞を受賞している。
今年の殿堂入りの式典は10月30日にオハイオ州クリーヴランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで開催される。
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