マイケル・ジャクソンは遺産管理団体をウェイド・ロブソンが訴えていた裁判がロサンゼルスで判事によって棄却されている。
ウェイド・ロブソンはマイケル・ジャクソンの遺産管理団体を訴えており、マイケル・ジャクソンから約10年にわたって性的虐待を受けていたとして、MJJプロダクションズとMJJヴェンチャーズは虐待を助長していたと主張していた。
ロサンゼルス郡最高裁の判事であるマーク・A・ヤングは遺産管理団体に虐待からウェイド・ロブソンを保護する法的責任はなかったとする以前の判決を支持して、この裁判を棄却している。
「被告がマイケル・ジャクソンにコントロールを行使したという被告の主張を裏付ける証拠はありませんでした」
「証拠は被告にマイケル・ジャクソンを管理する法的責任がなかったことを示しています。というのも、マイケル・ジャクソンは被告となっている企業の完全な所有権を手にしていました」
「管理しているのでなければ被告と原告の間には特別な関係や責任はありません。加えて、職権乱用などもありませんでした」
ウェイド・ロブソンによる裁判は元々2017年12月にも棄却されており、時効を迎えていると判断されている。性的犯罪に関して第三者を訴える場合は40歳まで受け付けられる法がカリフォルニア州に適用されたことを受けて、裁判はもう一度争われていた。これまで年齢の上限は26歳だった。
マイケル・ジャクソンの遺産管理団体の弁護士である「今日、ウェイド・ロブソンに対する判決は3度別々の機会に2人の別の最高裁判事によって出されたものです」
「ウェイド・ロブソンは30以上の供述書を作り、自身の主張を証明するために何千もの書類を調査して提出しましたが、判事はもう一度、ウェイド・ロブソンの主張に価値はないと判断しました。審理は必要なく、最新の裁判も棄却されました」
ウェイド・ロブソンの弁護士は判決を受けて上告することを発表している。
ウェイド・ロブソンの主張は2019年発表のドキュメンタリー『ネバーランドにさよならを』で取り上げられており、ウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックの2人はマイケル・ジャクソンとカリフォルニアの家に残された時に性的虐待をされたと主張している。
マイケル・ジャクソンの遺産管理団体は性的虐待の主張を否定している。
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