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メタリカはマンチェスターのエティハド・スタジアムで行った公演で披露した“Master Of Puppets”のパフォーマンス映像が公開されている。

メタリカは現地時間6月18日に「ワールドワイアード」ツアーのヨーロッパ・ツアーの一環としてエティハド・スタジアムで公演を行っている。

メタリカはこの日、雨がよく降ることで知られるマンチェスターの洗礼に見舞われており、野外のステージに大雨が容赦なく降り注いでいる。

今回、メタリカは大雨に見舞われたマンチェスター公演より、先月に公開されていた“St. Anger”に続いて“Master Of Puppets”のパフォーマンス映像が公開されている。

公開された映像では、ドラムキットに降り注ぐ雨を弾きながらドラムを叩くラーズ・ウルリッヒのパフォーマンスを観ることができるほか、ペダルボードとマイクが置かれた花道をずぶ濡れになりながら歩くジェイムズ・ヘットフィールドの姿も観ることができる。

“Master Of Puppets”のパフォーマンス映像と、先月公開された“St. Anger”のパフォーマンス映像はこちらから。

「容赦なく降り注ぐ土砂降りの中で、ギターやマイク、スピーカーたちがどうしてまだ機能できているのかは分からないけど、彼らは見事にやってのけてしまっている」と一人のユーザーはこの動画にコメントしているほか、別のユーザーは次のようにコメントしている。「土砂降りの雨だって、偉大なるメタリカを止めることはできないんだ」

メタリカはこの日、地元のバンドにオマージュを捧げるパフォーマンスも披露しており、ギタリストのカーク・ハメットとベーシストのロバート・トゥルージロはセットの途中で花道の先にあるステージまで移動して、ザ・ストーン・ローゼズの1989年発表のヒット曲“I Wanna Be Adored”をカヴァーしてしている。

また、メタリカはエティハド・スタジアムでの公演に先立ってマンチェスターにあるホームレス支援団体に多大な寄付をしたことも明らかになっており、マンチェスターのノーザン・クォーター地区を拠点に活動している慈善団体「コーヒー・4・クレイグ」に4万ポンド(約545万円)を寄付している。

メタリカは現地時間6月20日にロンドンのトゥイッケナム・スタジアムでも公演を行っており、『NME』はこの日の公演について次のように評している。「比較的新しい楽曲たちが、メタルを代表するバンドの名高いキャリアが終焉からは程遠いことを証明していた」

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