ザ・1975がオフィシャル・サイトで日本時間10月9日午前8時に向けてのカウントダウンを始めている。
ザ・1975は、今年6月に謎のメッセージを投稿し、ソーシャル・アカウントを一旦閉鎖したために、ファンに解散したと思わせる行動をとっており、翌日、ソーシャル・アカウントを復活させ、ピンクを基調とした新しいヴィジュアルと共に、新たなツアーを発表している。
また、ソーシャル・アカウントの閉鎖に先立って、バンドのフロントマン、マシュー・ヒーリィは漫画の形態で声明を投稿していた。そのなかで次のように語っている。「レッテルを貼られた僕たちのアイデンティティは、ヴィジュアルだけでなく哲学的にも変わらなければならない。それをどうやっていけばいいのだろう? まず僕たちはアイデンティティを取り戻し、コントロールし直さなければいけない…それまではポップ・ミュージックもロングヘアを振り乱してのダンスもなしだ」
さらにこう続けている。「人間関係において一番難しいのは別れを告げることだ。同じところに留まっていたいと思うけど、人生において変化は避けられない。永遠に同じところにとどまって、何の進化もせずに居続けることなんてできないだろう? だから僕たちは『愛している』と告げて行かなくてはならない。実際、僕たちはもういないんだ」
しかし、ソーシャル・アカウントの閉鎖の前にバンドは「The 1975-2」と題した抽象的な画像を投稿し、セカンド・アルバムの存在を匂わせていた。その後、マシュー・ヒーリーは新作が2016年にリリースされるとし、タイトルは「2」となることを認めている。
ザ・1975は11月にUKツアーを行うことが発表されている。ツアーの日程は以下の通り。
Liverpool University (November 9)
Leicester De Montfort Hall (10)
Sheffield O2 Academy (11)
Doncaster Dome (12)
Nottingham Rock City (14)
Newcastle O2 Academy (15)
Edinburgh Corn Exchange (17)
Bridlington Spa (18)
Cambridge Corn Exchange (19)
Plymouth Pavilions (20)
Southampton O2 Guildhall (21)
Southend Cliffs Pavilion (23)
London Hammersmith Eventim Apollo (24)
Brighton Centre (26)
Swindon Oasis (27)
Manchester Academy (28)
ツアー日程と共に発表された声明は以下の通り。
「これはザ・1975の新章の幕開けなんだ。僕たちの新しいレコードは僕たちにとって新しい世界の始まりを意味しているんだよ。その世界はよりカラフルでもあり、よりモノクロームでもある。ライヴをやりたいよ。本物の経験を共有したいんだ。できるとも思ってなかったような巨大なライヴをやりたい。楽しくて、音楽があって、天候も最高で、しばらく語り草となるようなライヴをフェスでやりたい。そして、正直でありたい。でなければ、そんなことをやってどうなる? 再始動する最良の方法は、これまでやってきたみたいにやることなんだ。好きな会場で、新しいライヴをやるのに最適なこぢんまりとした場所で、本当に来たい人たち、もしくは極端に言えばどうしてもそこにいないといけない人たちに向けて、ライヴをやりたいんだよ」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.