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ノエル・ギャラガーオアシスのサード・アルバム『ビィ・ヒア・ナウ』の作曲プロセスについて後悔があると語っている。

1997年にリリースされた『ビィ・ヒア・ナウ』だが、アルバムの歌詞の大部分などはケイト・モスやジョニー・デップ、ミック・ジャガーらとの休暇中にノエル・ギャラガーによって書かれている。

『Q』誌に対して、ノエル・ギャラガーはアルバムにもっと時間をかけるべきだったと認めている。「スタジオにいる時は問題なかった。アルバムが出た日も問題はなかった。だけど、ツアーに出る時がそれだったんだよ。俺は『あのアルバムは成立していない』って思ったんだ」

彼は再発のためにアルバムを編集しようとした時のことを振り返っている。「スタジオに丸々1週間いたんだけどさ。そのテープにグッとくるものはなかったね」

「誤解しないでくれよ。俺は毎年ものすげえ量のアルバムにサインをしてるんだ」と彼は続けている。「みんな、通りで列になって待ち構えてやがってさ。『俺はこのアルバムが大好きなんだ』って言ってくるんだ。それで俺は『おい、いいか、これはな、俺が書いたんだ。どれだけの努力を注いだかは俺が知ってる。そこまでじゃなかったんだ』って言うんだよ」

インタヴューの他の部分でノエル・ギャラガーは“Acquiesce”や“The Masterplan”をBサイドでリリースするのではなく、取っておけばよかったと語っている。

「『実際のところ、これだけの曲が続くわけがない』って考える術を持たなかったっていうのは公開してるよ」と彼は語っている。

「でも、大半はコカインでハイになってたからな。何でもできるって感じだった。誰も『ちょっと待て。どこかの時点で底をつくぞ』なんて言わなかった」

ノエル・ギャラガーはポール・ウェラーの忠告を聞かなかったことも後悔しているという。「彼は『続けるなら、やり過ぎるなよ』と言ってくれたんだ。なのに、俺は3枚のアルバムの間、やり続けたっていうね」

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