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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーはリンキン・パークの新作の「ポップな」サウンドを擁護し、少なくともリスクをおかす「度胸がある」と語っている。

リンキン・パークは今年5月に通算7作目となる最新作『ワン・モア・ライト』をリリースしている。ファンの一部は新作に批判的な反応を示しており、先日のライヴではジョッキがステージに投げ込まれる事態となっている。

シンガーのチェスター・ベニントンは批判的なファンに対する一連のコメントで謝罪を迫られており、デビュー作『ハイブリッド・セオリー』のサウンドに回帰することを求めているファンに対して「前に進むべきだ」と語り、セル・アウトと呼ぶファンは「殺したい」と語り、顔を殴ってやると発言していた。

コリィ・テイラーはこのチェスター・ベニントンのコメントに理解を示しながらも「自分の持っているものに感謝すべきだ」と彼は先日語っていた。今回、『オルタナティヴ・プレス』誌で再びこの問題について語っている。

コリィ・テイラーは現在の音楽業界では「みんな、従来の常識を破ることを恐れている」と語り、「従来の常識を破ることでお金を生む実証された方法などないわけだからね」とした上で、リンキン・パークに話題を移している。

「でも、チェスターを見てみろよ。少なくともチェスターは、金が生まれないことを恐れてレトリックの壁に隠れる代わりに、新作で立ち向かってみせたわけでさ。リンキン・パークは少なくとも違うことをやろうとしたわけだろ。別にそれを好きじゃなくても、誰が気にするっていうんだ? 気に入る人だっているわけでね。彼らにはそうする度胸があったんだよ。彼の発言に対するリアクションがどうしてああいうものになったかは分かるけどさ、彼の言うことももっともなんだよ。気に入らないなら、ファック・ユーだよね。みんなリスクを恐れているけどさ、唯一の成功の道はリスクをおかすことなわけでね。それは俺たちがキャリアを通してやってきたことでもあるんだ」

コリィ・テイラーはストーン・サワーが「ニッケルバックのライト版」と言われたのを受けて、ニッケルバックのチャド・クルーガーとの論戦に加わっている。

ストーン・サワーは通算6作目となるアルバム『ハイドログラッド』を6月30日にリリースしている。

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