ノエル・ギャラガーがマンチェスターでのテロ事件の犠牲者や遺族にオアシスの名曲“Don’t Look Back In Anger”の収益を寄付しているというニュースを受けて、弟のリアム・ギャラガーも同様の措置をとったことが報じられている。
“Don’t Look Back In Anger”はマンチェスターのテロ事件を受けて人々のアンセムとなっており、週末に行われたチャリティ・コンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター」ではコールドプレイのクリス・マーティンがアリアナ・グランデと共に同曲を披露している。
リアム・ギャラガーはサプライズでこのコンサートに出演し、コールドプレイと共に“Live Forever”を披露したほか、“Rock N’ Roll Star”や自身のソロ・シングル“Wall Of Glass”を演奏している。リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーが今回のコンサートに出演しなかったことを批判していた。
今回、リアム・ギャラガーの担当者は「ピッチフォーク」に対してノエル同様、リアム・ギャラガーも「ウィ・ラヴ・マンチェスター緊急基金」に“Don’t Look Back In Anger”の収益を寄付していることを発表している。
ノエル・ギャラガーが出演しなかったことへのリアム・ギャラガーの批判を受けて、コンサートを主催したSBプロジェクツ、ライヴ・ネイション、フェスティバル・リパブリック、SJMコンサーツの広報担当者は次のように述べている。「日曜日のコンサートは大きな成功を収めましたが、我々全員はノエル・ギャラガーに対する後ろ向きな批判が行われていることに動揺しています。ノエル・ギャラガーもオアシスも出演する予定はありませんでした。先週、ノエルが自身の曲を使うことに賛同してくれただけでなく、“Don’t Look Back In Anger”の収益を基金に寄付していることに我々はものすごく喜びました。どうかポジティヴなことを続けていきましょう。ワン・ラヴ・マンチェスター」
リアム・ギャラガーの批判を受けてコールドプレイのクリス・マーティンはライヴで楽曲を「貸してもらった」ことについて感謝の意を表明している。
クリス・マーティンはツイッターで次のように述べている。「ノエル・ギャラガー、日曜日は“Don’t Look Back In Anger”と“Live Forever”をすることに賛同と励ましを与えてくれたことに感謝します。物理的に参加できなかったことをみんな知っています。なので、思いとしてはあそこにいてくれたことを感謝します。そして、あんなにも素晴らしい曲を貸してもらったことに感謝します。愛を。クリス・マーティン」
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