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再結成や新しい音源の可能性について噂されてきたザ・KLFだが、8月に新たな書籍を出版することが発表されている。

先日、音楽シーンへの復帰をほのめかす謎のメッセージと共に、ザ・KLFについてのドキュメンタリーがインターネットで公開されたのを受けて、ファンの間では騒ぎとなっていた。DJフードもザ・KLFの復帰を求めるようなテキストを投稿していた。

「ピッチフォーク」によれば、ザ・KLFは今年の8月23日に『2023:ア・トリロジー』と題された書籍をフェイバー&フェイバー社から出版する予定だという。書籍の詳細は明らかになっていないが、出版元であるフェイバー&フェイバー社は概要として以下のテキストを掲載している。

「長き時代にわたって、あらゆる大陸を超えて、世代から世代へと、The JAMsは同じ物語を形を変えて語ってきた。世界終末の物語、すなわち最後の章の物語だ。しかし、時に霞んでしまうこともあったとしても、そこには一つの希望があった。

このトリロジーに収録されるのは最新の物語である。近年にわたって著された本作では、近未来を舞台にしたユートピアの様相を呈したドラマが描かれている。読む際はくれぐれもご注意を」

ザ・KLFは、ツイッターで『2023:ア・トリロジー』の表紙と思われる写真も公開している、

ザ・KLFは多くの評価を受けることになった4枚のアルバムをリリースした後、1992年に解散している。この年のブリット・アウォーズのアフターパーティーでダミーのマシンガンを発泡し、羊の死体を放置した後、彼らはすべてのバック・カタログを一度廃盤としている。

ビル・ドラモンドとジミー・コーティはその後、Kファンデーションとして活動し、1994年には100万ポンドを燃やし、ドキュメンタリー作品『ウォッチ・ザ・Kファンデーション・バーン・ア・ミリオン・クウィッド』を制作している。

バンドは先日、再結成の噂を否定しながらも、現在取り組んでいる作品について「2017年8月23日までは公開されないだろう」と述べていた。

「昔の映像なんかを使った新たな映像が編集されて、VimeoやYouTubeに公開されているのを知ったよ」とザ・KLFのビル・ドラモンドは述べている。「でも、私たちとは何の関係もないんだ」

「ザ・KLFについての二つのドキュメンタリーが制作されていることは把握している。しかし、これはどちらも私たちとは何の関係もないんだ。ジミー・コーティと私は常に非常に近い関係にあるけど、でも、ザ・KLFを再結成したり、どんな形にせよバック・カタログを食い物にしたりする計画はないんだよ」

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