11月9日にアメリカ大統領選挙に勝利したことが判明したドナルド・トランプは、勝利宣言の退場曲にザ・ローリング・ストーンズの“You Can’t Always Get What You Wan(邦題:無情の世界)”を使用している。
ワイドショーを賑わす億万長者から共和党の大統領候補になったドナルド・トランプだが、過半数である270人を超える選挙人を獲得したことが確実となり、民主党候補のヒラリー・クリントンと争ったアメリカ大統領選挙で勝利している。ドナルド・トランプは激戦州と言われるフロリダ、オハイオ、アイオワ、ノース・キャロライナでヒラリー・クリントンを上回る結果となった。
ニューヨークの集会に姿を現したドナルド・トランプは正式にアメリカ大統領の座を受けることを表明し、有権者の支援に感謝の意を表明している。スピーチの後、集会ではザ・ローリング・ストーンズの“You Can’t Always Get What You Want”がかけられている。
この選曲についてソーシャル・メディア上では多くの怒りを生む事態となっている。
その模様はこちらから(“You Can’t Always Get What You Want”は16分4秒から)。
ドナルド・トランプはその選挙活動で音楽を使うことで、多くのミュージシャンの怒りを招いていて、アデル、クイーン、R.E.M.といったアーティストが自身の楽曲を使わないよう要請している。ドナルド・トランプはザ・ローリング・ストーンズにも楽曲の使用を禁止されたが、それを拒否している。
今年5月に発表された声明で、ザ・ローリング・ストーンズはドナルド・トランプに楽曲の使用を許可していないと指摘し、「今すぐに使用を中止するよう」要請していた。
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