“Stairway to Heaven”の盗作をめぐる裁判で、ジミー・ペイジが裁判で証言した全内容が公開されている。
6月にロサンゼルスで行われた証言聴取で、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジが証言した全内容を、米『ローリング・ストーン』誌が文字化している。ジミー・ペイジとバンド・メンバーは、スピリットの1968年の曲“Taurus”の音源を盗作したと訴えられていた。
レッド・ツェッペリンが勝訴した同裁判で、ジミー・ペイジはユーモアを含む証言を行っている。検察官に「あなたはギターを演奏する資質を有している、そうですね?」と尋ねられたジミー・ペイジは、「まあ、そうだね」と無表情で回答したという。
さらに、コンサートではだいたいどれくらいの長さリフを弾くのかと尋ねられジミー・ペイジは、「ストップウォッチは持っていないんだ」と答えている。ジミー・ペイジは、“Stairway to Heaven”と映画『メリー・ポピンズ』の“Chim Chim Cher-ee”を比較することも求められている。
膨大な量に及ぶジミー・ペイジの全証言の英文はこちらから。
またレッド・ツェッペリンは7月19日、33曲を収録した『ザ・コンプリート・BBCセッションズ』を9月にリリースする予定であることを発表している。
セッションには、他ではレコーディングされたことのない“Sunshine Woman”や、“I Can’t Quit You Baby”、“You Shook Me”が収録されている。
最初のバージョンの『BBCライヴ』は1997年にリリースされているが、今回の『ザ・コンプリート・BBCセッションズ』には先の3曲を含む8曲の未発表音源が収録され、また『レッド・ツェッペリン』ボックス・セットにしか収録されていなかった“White Summer”も収録される。他の24曲についてはジミー・ペイジとエンジニアのジョン・デイヴィスによってリマスターされている。
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