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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーは、俳優のクリント・イーストウッドが今の若者を「臆病な世代」と称して、ドナルド・トランプを擁護したことを受けて、痛烈に批判している。

『エスクァイア』誌のインタビューでクリント・イーストウッドは、今年のアメリカ大統領選を受けて以下のように語っている。「トランプは分かってるんだよ。だって、みんな政治的に正しいことに疲れてきてるはずなんだ。どこを見たってへいこらしてる奴らばかりで、きっと今はそんな“ご機嫌取り”時代なのさ。誰もが慎重になってる。人種差別的だとか言われたりして、いろいろと責められている人も観てきた。俺が若かった頃なんて、そんなもの人種差別的でもなんでもなかった。俺が『グラン・トリノ』を手がけたときなんか、同僚までもが『すごくいい台本だが、政治的には正しくない』と言ってたんだ。だから『そうか、今晩読ませろ』と言って、次の日の朝、彼の机の上に叩きつけて『今すぐ始めるぞ』と言ったんだ」

フリーはこれに対して反応を示し、「おい、クリント・イーストウッド、俺も臆病者(pussy)のうちの一人として数えてくれ。俺たちはみんな人種差別を乗り越えていくことを熱望しているんだ」とツイートしている。

「ポリティカル・インサイダー」によると、クリント・イーストウッドはドナルド・トランプの移民政策や移民者に対する姿勢、古き良き時代のアメリカを取り戻そうとしている彼に共感したという。

フリーは以前より、民主党の候補であったバーニー・サンダースの支持を公言しておりドナルド・トランプを「リアリティー・ショウのマヌケな道化師」と呼んで批判していた。

「ドナルド・トランプや彼の言ったことを真面目に受け取る気にはなれないよ。彼はリアリティー番組のマヌケな道化師だし、注目を浴びるのが好きな威張り屋としか思えないんだ。大統領になりたがっているとは思えないし、それにチャンスもないと思う。彼はただの身勝手な人間で、人生における関心事といえばフェラチオって答えるようなバカ野郎だと思ってる」

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