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エマーソン、レイク&パーマーのキース・エマーソンが享年71歳で亡くなった。

バンドはフェイスブックでキース・エマーソンが亡くなったことを認めている。サンタ・モニカ警察は頭を銃で撃ち抜いた自殺と判断している。

バンドは次のように声明を出している。「ロサンゼルスのサンタ・モニカの自宅で昨夜、キース・エマーソンが71歳で亡くなったことを残念に思います。遺族のプライバシーと悲しみを考慮していただければと思います」

キース・エマーソンとカール・パーマーとグレッグ・レイクは1970年にロンドンでプログレッシヴ・ロックのスーパー・グループ、エマーソン、レイク&パーマーを結成している。1979年の解散までに7枚のアルバムをリリースしており、すべてのアルバムがアメリカでゴールド・ディスクを獲得している。90年代の再結成時にさらに2枚のアルバムをリリースしており、2010年にも北米ツアーのために再結成している。

元バンド・メイトであるカール・パーマーはフェイスブックで追悼の意を表明している。「よい友人で、音楽的兄弟であるキース・エマーソンが亡くなったと知って、深く悲しんでいます。キースはやさしい魂の持ち主で、キーボード・プレイヤーとしての彼の音楽への愛やパフォーマンスへの情熱は今後も長く無比のものであり続けるでしょう」

「彼は先駆者にして革新者であり、彼の音楽的才能はロックやクラシックやジャズの世界にいる我々全員を感動させてきました」とカール・パーマーは続けている。「彼のあたたかい笑顔や、素晴らしいユーモアのセンスや、惹きつけずにはおかないショウマンシップ、音楽的技巧への献身を、僕はいつも思い出すことになるでしょう。彼と知り合えて、一緒に音楽を作れて幸運でした。安らかに、キース」

ヨークシャー出身のキース・エマーソンは50年にわたる音楽キャリアを満喫しプログレッシヴ・ロック期における最高のキーボーディストの一人として知られてきた。エマーソン、レイク&パーマーの結成前は、ソウル・シンガーのPPアーノルドのバック・バンドとして結成されたザ・ナイスといった様々なグループに在籍していた。

キース・エマーソンはソロ・アルバムもリリースしており、80年代には3というバンドに参加し、シルヴェスター・スタローン出演の映画『ナイトホークス』のスコアを担当している。

キース・エマーソンは4月に来日公演が予定されていた。

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