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第58回グラミー賞で主要部門の「年間最優秀アルバム」を受賞したテイラー・スウィフトだが、同作からのニュー・シングルが“New Romantics”になることが明らかになっている。

同曲はアルバム『1989』のデラックス・エディションに収録されている楽曲で、『1989』からは7曲目のシングルとなっている。

テイラー・スウィフトは現地時間2月19日にツイッターで同曲が次のシングルとなることを明かしている。

「『1989』からの次のシングルが“New Romantics”となることを言うことが嬉しいわ」

テイラー・スウィフトは、第58回グラミー賞授賞式で「年間最優秀アルバム」受賞の際に感動的なスピーチを行っている。

スピーチでテイラー・スウィフトは共同プロデューサーのマックス・マーティンに感謝し、その「過去25年間」の業績を考えれば、彼はこの受賞の舞台に立つべきだと述べている。今回のノミネート以前にも、2000年からマックス・マーティンはバックストリート・ボーイズの『ミレニアム』、ケイティ・ペリーの『ティーンエイジ・ドリーム』、テイラー・スウィフトの『レッド』の3枚のアルバムで「年間最優秀アルバム」にノミネートされている。今回のグラミー賞では、マックス・マーティンはザ・ウィークエンドの『ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス』でも「年間最優秀アルバム」にノミネートされている。

2010年の授賞式でも『フィアレス』で同賞を受賞しているテイラー・スウィフトは、自分が「年間最優秀アルバム賞を2回受賞した初の女性アーティスト」であることに言及し、彼女はこの事実を成功しようとして、他人に妨害される若い女性たちへのメッセージに転じている。同時にカニエ・ウェストの『ライフ・オブ・パブロ』からのシングル“Famous”の一節「俺があのピッチを有名にした」への反撃ともとれる発言をしている。

テイラーは次のように語っている。「年間最優秀アルバム賞を2度獲得した史上初の女性ソロ・アーティストとして、世界中の女性に伝えたいことがあります。あなたの成功を抑えつけようとしたり、あなたの達成したことや名声を横取りしようとする人々が立ちはだかることがあるかもしれませんが、そのような人々に道を外されないようあなたが自身の仕事に集中していれば、いつか振り返えれば、そこまでたどり着けたのは自分自身の力であり、あなたの愛する人の支えがあってからこそ、ということが分かるはずです。そして、それはこの世で最高の気分です。この瞬間を心から感謝します」

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