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アダム・ランバートがシンガポールで大晦日にパフォーマンスを行うことについて、2万人以上の「心配した市民」はそれを阻止するために、嘆願書に署名をしている。

アダム・ランバートの「カウントダウン2016」への出演に反対している理由は、「LGBTの権利についてのプロモーションになること」と、いわゆる「性的な」パフォーマンスによるところだという。カウントダウン・コンサートは、毎年恒例の新年を祝うイベントでテレビでも放映されている。

嘆願書は、目標とする2万人の支持を得られたために締め切られたが、そこには「歴史的な聖年をスタートさせるには、まったく適していない出演者だ」と述べられている。また、政府とコンサートの主催者であるメディアコープに、アダム・ランバートをラインアップから外すように求めている。

「シンガポール人は、エンターテイメントという名を借りたわいせつな行動のせいで良心が傷つくことなく、良いライヴを楽しむべきです」

「その上、オンラインで簡単な検索をすれば、彼が極めて性的なライフスタイルとLGBTの権利の宣伝活動をしていることで有名であることが明らかです。それらは、シンガポール人の大方の価値観に反しています」

アダム・ランバートはその後、彼の出演を守るために始まった、対抗する嘆願書に支持を表明している。この嘆願書は、2万4千人以上の署名を集めた後、主催者による「目的を果たした」というコメントとともに締め切っている。

アダム・ランバートは、自身のフェイスブックのページにこの嘆願書のリンクを貼り、次のように書いている。「僕は団結したい人間であり、分断したい人間ではありません。そして、人類の思いやりや精神を称賛することを信じる人間です……ツアーは、主に新作からの楽曲を軸に、幸福と自尊心を探求する、思いやりがあり、洗練された洞察力を持っているものになることを約束します」

https://www.facebook.com/warnermusicsingapore/photos/a.59022737966.71984.28353547966/10153196198272967/?type=3

「『セレブレイト2016』での僕のパフォーマンスは、豪華なものになるというだけでなく、多様性のあるすべての人類を祝福するものでもあります。僕は団結したい人間であり、分断したい人間ではありません。そして、人類の思いやりや精神を称賛することを信じる人間です。僕は、ファンのみなさんがまったく新しい体験をできるようなショウを作り上げました。それはシンガポールからスタートします。『ジ・オリジナル・ハイ・ツアー』は、主に新作からの楽曲を軸に、幸福と自尊心を探求する、思いやりがあり、洗練された洞察力を持っているものになることを約束します。1年が新たな1年に移り変わるこの瞬間ほど、祝福することが適している時間はありません。なので、僕と一緒に、未来と2016年を祝って下さい」
アダム・ランバート

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