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ドナルド・トランプ大統領はガンズ・アンド・ローゼズの“November Rain”のミュージック・ビデオが史上最高のミュージック・ビデオだと考え、同曲を最近の集会でかけている。

以前、アクセル・ローズはドナルド・トランプ大統領についてアーティストの許可なく音楽をかける「抜け道」を使っていると批判していたが、1991年発表の“November Rain”は現地時間9月10日にミシガン州で行われた集会でかけられている。

集会後、『ブルームバーグ』のホワイト・ハウス担当記者のジェニファー・ジェイコブスは元ホワイト・ハウス報道官のサラ・ハッカビー・サンダースによる新刊『スピーキング・フォー・マイセルフ(原題)』からの引用を公開している。

「サラ・ハッカビー・サンダースは著書で2018年にドナルド・トランプ大統領がプレイリストに“November Rain”を加えた時のことを書いているわ。サラ・ハッカビー・サンダースと(首席報道官の)ホープ・ヒックスはホワイト・ハウスでガンズ・アンド・ローゼズのミュージック・ビデオを見せられたんだって。史上最高のミュージック・ビデオだからってね」とジェニファー・ジェイコブスはツイートしている。

2018年にアクセル・ローズは自身の楽曲がドナルド・トランプ大統領の関連イベントで使われていることに「反対」しており、使わないように「正式に求めた」と述べている。

「残念ながらドナルド・トランプの選挙活動は、こんな意気地のない政治目的のために意図されたわけじゃない会場の包括契約を使って、ソングライターの許可なく音楽をかけられる抜け道を利用しているんだ」

アクセル・ローズはドナルド・トランプ大統領を何度も批判してきており、2月には「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」の帽子をからかったほか、7月には自身の政治的発言について「激怒の感情と義務感、そして責任感から来ている」と述べている。

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