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パブリック・エナミーはメンバーのフレイヴァー・フレイヴがアメリカ大統領候補のバーニー・サンダースを批判したことを受けて衝突し、フレイヴァー・フレイヴと決別している。

フレイヴァー・フレイヴはバーニー・サンダースのロサンゼルスの集会でチャックDが出演したことを受けて、音楽の使用禁止命令を出していた。これを受けて現地時間3月1日にパブリック・エナミーは声明を発表しており、60歳のフレイヴァー・フレイヴの37年に及ぶキャリアと決別して、彼なしで「前へと進んでいく」と述べている。

「パブリック・エナミーとパブリック・エナミー・ラジオはフレイヴァー・フレイヴなしで前へと進んでいきます」とパブリック・エナミーは発表している。「彼の長年の活躍に感謝し、彼の今後の活躍を願っています」

チャックDはこの決断について次のようにツイートしている。「バーニー・サンダースの集会でパブリック・エナミー・ラジオと共に話をしたんだ。金を出されたとしても、フレイヴァー・フレイヴはフロントやセンターに立つことはなかっただろう。彼は無料のチャリティ公演は絶対にやらないからね。最初に法廷闘争に持ち込まれた時は彼を戻そうとしていたんだ。そうしたら、金曜日に悪徳弁護士がもう一度俺を訴えてきてね。今は彼は家にいて、リハビリ施設を探したほうがいいね」

彼は次のように続けている。「トレンドになっていると聞いたよ。関係ないけどさ。パブリック・エナミー・ラジオ・ラップ・ステーションを立ち上げたんだけど、チャリティや寄付を集めることをやるよ……彼はそういうことはやらないと言っていたからね。2016年にアトランタで行われたメニー・リヴァース・フェスティバルでハリー・ベラフォンテのためにやらなかったのが前回だった。そんなバカげたことからは離れるために、パブリック・エナミー・ラジオを作ったんだ」

ロサンゼルスでのチャックDのパフォーマンスはパブリック・エナミー・ラジオ名義でのものとなっていて、チャックDのほか、DJロード、S1W、カリ・ウィンが参加している。

しかし、フレイヴァー・フレイヴは『スピン』が入手した使用禁止命令には、許可なくパブリック・エナミーの名前や「プロモーション・グッズの肖像やイメージ、商標登録した時計」を使用したバーニー・サンダースの選挙活動を批判している。「チャックDが自分に合う政治的見解を表明するのは自由だけど、彼一人の声はパブリック・エナミーのものではない」

「予定されているパフォーマンスはパブリック・エナミーのチャックDだけによるものだ。パブリック・エナミーではない。パブリック・エナミーが寄って立つものをちゃんと知っている人はどんなことか分かっているよ。フレイヴァー・フレイヴのないパブリック・エナミーはないからね」

フレイヴァー・フレイヴは2017年以来、パブリック・エナミーと度々衝突してきて、チャックDとマネージメント会社を未払いのロイヤリティとマーチャンダイズ収入で訴えていた。

2016年、ドナルド・トランプ大統領が就任した時にフレイヴァー・フレイヴは大統領として成功するのではないかと語っていた。

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