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ブロンディのデボラ・ハリーはデヴィッド・ボウイにコカインを渡したお礼として彼から男性器を見せられた逸話を明かしている。

デボラ・ハリーは10月1日に新たな自伝『フェイス・イット(原題)』を刊行することが決定している。同書は出版に先駆けて『サンデー・タイムズ』紙にその抜粋が掲載されており、デボラ・ハリーはその中で、デヴィッド・ボウイの男性器について「その大きさで有名」だったとして、彼がそれを「男性にも女性にも好んで見せていた」と記している。

「デヴィッドとイギー(・ポップ)がコカインを探していた時があってね。彼らのニューヨークでの仕入れ先が突如なくなって、コカインを切らしてしまっていたの」とデボラ・ハリーは記している。「ちょうどその時、私はほとんど手をつけていなかった友人からもらった1グラム分を持っていたの。私はあまりコカインに興味がなかったのよ。コカインを使うとイライラするし、ハイになって喉にも影響を及ぼしてしまうからね。そういうわけで、私が十分な量を(デヴィッド・ボウイとイギー・ポップのいた)上の階に持って行くと、彼らはそれをたったの一回で吸いきってしまったわ」

「コカインを吸った後で、デヴィッドは男性器を出し始めたの。まるで私が公式の鑑定人みたいな感じでね。私が男ばかりのバンドにいたから、私になら男性器をチェックしてもらえるかもしれないって思われたんだと思うわ」

彼女は次のように続けている。「デヴィッドのそれは、その大きさで有名なの。彼は男性にも女性にも好んで見せていたわ。すごく笑えたし、魅力的だったし、セクシーだった」

デボラ・ハリーは『サンデー・タイムズ』紙に対してデヴィッド・ボウイは当時、コカインをくれたお礼として自身に男性器を露出したと考えていると語っている。「すごく笑えたわね……触れることはなかったんだけどね。ただ、すごく素晴らしいと思ったわ。分からないけど、もうお願いできないなんて残念よね」とデボラ・ハリーは語っている。

「嬉しかったんだと思う。分かるでしょう? 彼は私が音楽の世界で敬愛している素晴らしい男性の1人で、紛れもない天才なんだから」

『サンデー・タイムズ』紙に掲載された抜粋の中で、デボラ・ハリーは1970年代に自宅で刃物を突きつけられてレイプされたことがあると明かしているほか、連続殺人犯のテッド・バンディから誘拐されそうになった体験についても記している。

一方、ブロンディは今年7月に行った公演でリル・ナズ・Xのヒット曲である“Old Town Road”のカヴァーを披露している。

ファンが撮影したパフォーマンスの模様はこちらから。

デボラ・ハリーは自伝『フェイス・イット』のプロモーションのためのツアーを9月30日にニューヨークのザ・タウン・ホールからスタートさせる予定となっており、ツアーは11月30日にマイアミのチャップマン・カンファレンス・センターで行われるイベントで締めくくられる予定となっている。

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