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ザ・ストーン・ローゼズのレモンのロゴが入ったポスターがマンチェスター周辺に掲示され、バンドの活動についての様々な憶測を呼んでいる。

バンドのアルバム・アートワークやポスターに過去にも登場したレモンのイメージがマンチェスター周辺に掲示されており、グレイター・アンコーツ・ストリートのクロース・バーバー・ショップやヒルトン・ストリートのヴィニル・リヴァイヴァル・レコードで目撃が確認されている。

それぞれの店舗で16個のレモンのイメージが掲載されていることから、2016年に関する発表が差し迫っているのではないかという憶測も呼んでいる。ポスターはマンチェスターのノーザン・クオーター地区のいくつかの店舗に掲示されているという。とある店主は『マンチェスター・イヴニング・ニュース』に対して、「今後24時間は発表について秘密を守ることを誓約している」と語ったという。

『スコットランド・サン』紙の編集者であるゴードン・スマートは、マンチェスター・シティの本拠地であるエティハド・スタジアムで2公演を行うべく進行中なのではないかと推察している。「フォースに大きな乱れがあるのを感じる。@thestonerosesofficial、青色の席、2つの夜、バギー・ジーンズ、ビーニー・ハット……」とインスタグラムに投稿している。

マンチェスターのミュージシャンであるザ・コーティナーズのリアム・フレイと、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスもポスターについてツイートしており、ザ・ストーン・ローゼズとザ・シャーラタンズとザ・コーティナーズの3バンドが一緒に演奏するのかどうかという質問をファンから引き出している。他の噂としては、グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーとして出演するのではないかというものや、長く待たれていたサード・アルバムではないかというものがある。

『NME』はザ・ストーン・ローゼズの担当者に連絡をとっているが、現時点で回答を得られていない。

https://twitter.com/What_Liam_Said/status/661146302064025600

https://twitter.com/meshthequiche/status/661151532641972224

https://twitter.com/FionaMalcolmxo/status/661151419802742784

https://twitter.com/kirstiethomsonx/status/661152340762849281

ノエル・ギャラガーは、近いうちにザ・ストーン・ローゼズによる新たな活動が始まることをほのめかしている。

ザ・ストーン・ローゼズは1996年に一度解散した後、2011年に再結成を果たしている。2012年から2013年にかけて世界ツアーを行っているが、ここ2年は目立った活動が見られていなかった。

バンドにはかねてから1994年『セカンド・カミング』に続く3枚目となるアルバムを制作中との噂が出ていた。

10月24日に放送された「サッカー・AM」に出演したノエル・ギャラガーは、「ザ・ストーン・ローゼズが今どうしているかについて何かしら知っていますか」という質問に対し、はにかみを見せながらこう答えている。「ああ。よく知ってるよ……彼らは今、すごいことになってる」

ノエル・ギャラガーはこのインタヴューで、自身の次のアルバム(本人は『手品』と呼んでいた)の完成は、ツアーが終了を迎える2016年4月の後になるとも語っている。

また、ノエル・ギャラガーは、ツイッターにアカウントを持つほど「人生は長くない」とも語っている。

インタヴューの動画はこちらから。

2013年6月、ザ・ストーン・ローゼズは、シェイン・メドウズ監督によるドキュメンタリー映画『ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』を発表している。映画では、バンドの再結成や、地元マンチェスターのヒートンパークでの輝かしい凱旋ライヴの模様などを追っている。

昨年、チャリティ・イベントで、今後のバンドの活動について問われたイアン・ブラウンは多くを語っていない。「何か進んでるかって? まだ何もわからないだろ。でも今日はその話をしに来たんじゃないんだからさ」

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