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ブラック・サバスのトニー・アイオミとギーザー・バトラーは最近のヘヴィ・メタルを聴いていないことを明かしている。

トニー・アイオミとギーザー・バトラーは現地時間6月26日にイギリスのバーミンガムで開幕したブラック・サバスの結成50周年を記念した回顧展の記念式典に出席して、普段聴いている音楽について語っている。

「(今のメタルは)特に聴いていないんだ」とギーザー・バトラーは語っている。「ザ・ビートルズとかストーンズとか、ザ・キンクスとかさ、俺が聴くのはそういう音楽だよ」

「古い音楽を聴くことのほうが多いかな。新しい曲よりも、クラシックな曲を聴くことが多い。そっちのほうが、繋がりを感じるんだ」とトニー・アイオミは語っている。

「ホーム・オブ・メタル:ブラック・サバス・アット・50’エキシビション」と題された回顧展は、ウェスト・ミッドランズ州出身のブラック・サバスがいかにしてヘヴィ・メタルの先駆的存在となったのかを示し、称賛するものとなっている。

ギーザー・バトラーはブラック・サバスが後進のメタル・バンドたちに与えてきた影響について、次のように語っている。「言うまでもなく、素晴らしいことだよ。僕らは長きにわたってメディアからないがしろにされてきたんだからさ。アメリカでのギグがソールドアウトしていたり、音楽も売れていたから、そんなのは一切気にしなかったけどね」

「アンスラックスのようなバンドが“Sabbath Bloody Sabbath”をカヴァーしてくれたり、メタリカが影響を受けたバンドとして俺たちの名前を挙げてくれた時に初めて思ったんだ。『俺たちは称賛されているのか?』ってね」

回顧展にはメンバーのオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードから寄贈された様々な品々に加え、50年の間にファンから提供されたものも展示されている。

ファンがブラック・サバス仕様にしたバイクや、ブラック・サバスの聖堂と化したファンのリビング・ルームなどが目玉として展示されている。

2017年に最後の公演を行っているブラック・サバスだが、先日、オジー・オズボーンはブラック・サバスの結成メンバーであるドラマーのビル・ワードと共にバンドとしての最後の公演をもう一度行いたいと語っている。

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