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ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズはバッキング・シンガーでハサミの演奏者であるシャルロット・マリオンヌが2019年の残りのツアーに帯同しないことを発表している。

2017年にハサミの演奏者としてノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズに参加したことが話題になり、以来彼らのツアーに帯同してきたシャルロット・マリオンヌは今回、2019年の残りのツアーに帯同しないことが発表されている。

「この上ない悲しみと共に、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは個人的な理由のためにシャルロット・マリオンヌが2019年のワールド・ツアーから離脱することを発表しなければなりません」とノエル・ギャラガーはツイッターで発表している。

「可能な限り早く彼女をまた迎えられることを楽しみにしています……チケットはご購入いただいた場所で払い戻しに対応いたします」

ノエル・ギャラガーは2017年に、シャルロット・マリオンヌがバンドに参加することになった経緯について次のように語っている。「彼女はフランス人で、控えめに言ってもエキセントリックだよな。俺は彼女に『タンバリンは演奏できるかい?』って言ったんだ。彼女は『タンバリンを演奏できない』って言ってね。それで『じゃあ、シェイカーは?』と訊いたんだ。そしたら『いえ。でもハサミはできます』って言ってね。彼女がそれを持ってきたんだよ。俺はベーシストを見てね、『これがこれまでででも最高のことじゃないっていうなら教えてくれ』って感じでさ。フランス人女性がケープを着てハサミを演奏するんだぜ? これ以上のことはないだろ?」

「ペッカムの人間なら知的に考えざるにはいられないだろ」と彼は続けている。「否応なく知的に捉えてしまうよな」

ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「まあ、俺は自分のやってることを分かってるからね。よくなかったら、ケープを着てハサミを演奏する女性とアリーナでライヴをやろうとは思ってないよ。バカじゃないからな」

リアム・ギャラガーは当時、ノエル・ギャラガーがシャルロット・マリオンヌと共にテレビで初めてパフォーマンスをした後でこれに反応を示し、自分だったら「鉛筆を削る奴」をバンドに入れているとジョークを飛ばしている。また、リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーを揶揄してライヴで「ジャガイモを剥いてくれる奴」を探しているともツイートしている。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは6月14日に新EP『ブラック・スター・ダンシング』がリリースされることが決定しており、先週、新曲“Rattling Rose”のリリック・ビデオが公開されている。ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは同日にワイト島フェスティバルでヘッドライナーを務めることが決定している。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは先月よりUK/アイルランド・ツアーを行っている。

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