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ケイティ・ペリーがロサンゼルスの修道院の購入を計画している件で、以前そこに暮らしていた修道女たちから反対を受けている。修道女たちは「彼女に売却することは、神との誓いに反する」と主張している。

修道院の所有権を巡る論争が続く中、以前修道院に暮らしていた5人の修道女たちは、ケイティ・ペリーが修道院を購入し移り住むことに関して声をあげている。

ロサンゼルスのロスフェリスにある、この8エーカー(約32,000平方メートル)の土地は、元修道院が存在する居住用の土地となっている。40年の間、汚れなきマリアの御心修道会のカリフォルニア支部として使われていた。

修道院に残っていた5人の修道女たちは4年前、ロサンゼルス大司教のホセ・ゴメスによって土地を去るように求められている。

ホセ・ゴメス大司教は現在、修道院の売却を巡り、5人の修道女たちと法的論争を繰り広げている。修道女たちは土地を立ち退いたものの、依然として土地の売却権を有しているという。

以前、米『ビルボード』誌が報じた通り、ロサンゼルス大司教のホセ・ゴメスはケイティ・ペリーへの売却に好感触を示しているが、汚れなきマリアの御心修道会はレストラン・オーナーのダナ・ホリスターに売却したいと考えている。ケイティ・ペリーは、約2800平方メートルに広がる居住スペースと隣接する礼拝堂を含むこの土地に対し、1450万ドル(約18億円)の支払いに同意していると伝えられている。

86歳のキャサリン・ローズ修道女は次のように述べている。「彼女が表現することはすべて、私たちの信条とは異なります。彼女に売却することは、神との誓いに反するになるでしょう」

また、ケイティ・ペリーをインターネットで検索したキャサリン・ローズ修道女は、彼女が自身の家族について語り、彼女がポップスターになったのは「悪魔に魂を売り渡した」からだと告白している動画を発見したという。

「サタンに魂を売ったと話すことだけで十分、私たちの主義や信念に反します。ケイティ・ペリーに売却をすることについては、私たちはカトリック教会への誓いを破ることを強制されているように感じます」

和解を試みたケイティ・ペリーは、5月に修道院を訪れ5人の修道女と面会している。キャサリン・ローズ修道女によると、ケイティ・ペリーはその発言の動画について「エンタテインメントのためだけ」のものだったと説明し、左腕に書かれた「Jesus」のタトゥーを修道女らに見せ、その後、ゴスペル・ヴァージョンの“Oh Happy Day”を披露したという。

「いい人でしたよ」と、キャサリン・ローズ修道女は語っている。「彼女は私たちになぜここを購入したいのかを話してくれ、歌を歌って帰っていきました」

しかし、依然として、修道女たちはケイティ・ペリーに修道院は売らないと主張している。

「私たちはローマに行きます。諦めるのではなく、準備を終えたに過ぎません。天国から私たちを見ているすべてのシスターたちのためにも、やる必要があるのです」

一方で最近、ブラジルでケイティ・ペリーのステージに上がり首にキスをしたファンは、酔っぱらっていたと言われていることに対し否定している。

この出来事は、9月27日にブラジルのリオで行われたフェスティバルの最中、ケイティ・ペリーがライアナという名前だと思われるファンをステージに上げた時に起こった。

このファンは酔っぱらっているか、またはドラッグの影響を受けているように見え(ケイティ・ペリーは「ベロンベロン(に酔ってる)」と表現している)、ケイティ・ペリーの首にキスをし続け、ややなれなれしい振る舞いが過ぎているように見えた。

その時の動画はこちらから。

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