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イーグルスのドン・ヘンリーが、最新のインタヴューでカニエ・ウェストとフランク・オーシャンを批判している。

本日、新しいソロ・アルバム『キャス・カウンティ』をリリースしたドン・ヘンリーは、フランク・オーシャンに昨年イーグルスの代表作『ホテル・カリフォルニア』の一部を無断でサンプリングされ、論争を巻き起こしている。

ドン・ヘンリーは訴訟をちらつかせ、昨年にはフランク・オーシャンを傲慢な人間と呼ぶようになっている。ベテランのソングライターであるドン・ヘンリーは、今回この問題について『ガーディアン』紙に次のように語っている。「最近の若者には、著作物や知的財産について理解し、それを尊重することを知らずに育った奴が多い。インタラクティブに使えるものだと思ってるんだ」

ドン・ヘンリーはこう続けている。「オーシャンのことは、もとから気に入らなかった。彼は才能のない嫌な奴だ。今でもそう思ってるよ」

フランク・オーシャンは以前、彼の楽曲“American Wedding”はドン・ヘンリーに対する“敬意の表れ”であり、訴えられるようなことではないと主張していた。フランク・オーシャンはオンライン上でこう述べている。「この男は金持ちのクソか? 新入りを訴えてどうするつもりだ? あの曲で金はちっとも稼いでなんかない。無料でリリースしたんだ。それどころか、俺は彼に敬意を払ってたんだけどな」

ドン・ヘンリーはカニエ・ウェストについてもこう語っている。「彼のことも好きになれないね。大統領になんて、なれっこない。彼はものすごく傲慢、もしくは異常なくらい精神的に不安定か、それともその両方にあてはまるのかもな」

一方で、イーグルスは、ファンが昨年コネチカット州の映画館で、イーグルスのレアなコンサート映像をスクリーン上映したことに対しても、法的手段をとっている。

また、ドン・ヘンリーとバンドメンバーのグレン・フライは、違法にライヴ映像を販売する業者を営むウィリアム・シェリーが今年の初めにライセンスを取得していない映像を上映したことを非難し、それに対しても訴訟を起こしている。イーグルスは、著作権の侵害を理由に、ブルックリン地区にある連邦裁判所にてウィリアム・シェリーに対して訴訟を提起し、彼は「音楽業界やたくさんのクラシック・ロックの名曲と深い関わりをもつ『インサイダー』として自身の評判を高めようとした」と非難している。

ドン・ヘンリーとグレン・フライは、バンドのコンサートの映像、そして合計10,000時間を超えるとも言われている、ピンク・フロイドやフリートウッド・マック、ザ・ローリング・ストーンズ、そのほか多くのアーティストのライヴ・パフォーマンスを含めた映像を取り返そうとしている。推測するところによると、ウィリアム・シェリーが映像を集め始めたのは1970年代で、その映像の量は100,000リール分にものぼるという。

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