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ザ・デッド・ウェザーが今回のアルバムでツアーを行わないのはスケジュールの問題だとメンバーのディーン・ファーティタは説明しており、なかでも興味深いのはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジが間違いなく再始動するという。

米『ビルボード』誌のインタヴューでクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのメンバーでもあるディーン・ファーティタは、新作『ドッジ&バーン』のリリース後、ライヴを行わない件について尋ねられ、次のように答えている。

「スケジュールだよ。ザ・キルズはアルバムを作っているし、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジも再始動するところなんだ。(ジャック・ローレンスの参加している)シティ・アンド・カラーも間もなく始まるしね。ジャック(・ホワイト)に関してはきりがないよ。彼には時間が必要なんだ。みんなライヴをやるのは大好きだよ。間違いなく、一緒にやることはお気に入りのことだしね。いつかやると思うけどね。でも、近い将来では、それはできないんだ」

ディーン・ファーティタは更にスケジュールの食い違いさえなければ、ツアーをやりたかった旨を語り、アリソン・モシャートはこのように語っている。「ここ数年でわたしたちが何枚のアルバムを作ってきたか知ってる? このアルバムをリリースできて嬉しいわ。でも、前もって計画を立てるのはすごく難しいの。進行中のことがたくさんあるし、みんな忙しいのよ」

同じインタヴューの中でベーシストのジャック・ローレンスはバンドのレコーディング・スタイルについて語っており、特にアルバムにはいくつものミスプレイが残っていて、それがアルバムのカラーになっているという。まだ、ナッシュヴィルにあるサード・マン・スタジオについても語っている。

「スタジオはまさに5番目のメンバーだね。間違ってもごまかすしかないんだよ。多くの人はレコーディングでの音のかぶりについて知らないと思うんだけどさ、僕らは全員一つの部屋で一緒にレコーディングするんだ。ギター・アンプもベース・アンプも一つの部屋にあって、ドラムも部屋の真ん中にあるから、例えばドラム以外のすべての音を消したとしても、一緒にギターが鳴っているんだよね。だからレコーディングでもミキシングでも一つのパートだけの録り直しができないんだよ。録ったものを使うしかない。だから、このアルバムにはミスプレイがいっぱい残っているんだ。今、君の聴いている音楽は完璧だと。だって、人はみな完璧なものを作ろうとするんだからね」

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは2013年に『ライク・クロックワーク』をリリースし、ベーシストのマイケル・シューマンが3月に「活動を休止している」ことを発表している。クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは今年2本のライヴしか行っていない。

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