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ジョニー・マーは元ザ・スミスのバンドメイトであるモリッシーと自身について「いつだって違っていた」として、モリッシーの言動について思いを巡らすことはほとんどないと語っている。

モリッシーはここ数ヶ月の間に数々の物議を醸すような発言をしており、今年4月にはインタヴューの中で人種差別主義やイスラム教の「ハラル認証(肉などの食品における、イスラム教の教えに即しているか否かについての基準)」とISISとの関連について語っている。また、モリッシーはヒトラーについて「左翼」だったと語っているほか、ロンドン市長のサディク・カーンについては「まともに喋ることができない」としている。モリッシーはその後、イギリスの極右政党である「フォー・ブリテン」党やムスリムへの支持を表明する公開書簡を投稿し、その中で人種差別やファシズムについて「軽蔑する」と綴っている。

また、モリッシーは先週、先日逮捕されたイングランド防衛同盟の創設者であるトミー・ロビンソンに対するメディアの扱いについても「ショッキング」だと語っていた。

ジョニー・マーは今回新たなインタヴューの中でモリッシーを批判することについて背信行為のように感じるかという質問に答えている。

「もうかなり長いからね。30年の間にはたくさんのことが起こりうるわけでね」とジョニー・マーは『ガーディアン』紙に語っている。「モリッシーと僕はいつだって違っていて、それはみんなも分かっていることなわけでね。そう訊かれる意図も理解できるよ。僕らは一緒に偉大なグループにいたことがあって、それは今でも偉大なグループなわけだからね。でも、彼の支持者であるとか、背信行為のように感じるかということは、そこには含まれないわけでね。僕にも自分の人生があるからね」

ザ・スミスの解散後にバンドメイトのマイク・ジョイスとアンディー・ルークからロイヤリティを巡って訴訟を起こされたことについても振り返り、ジョニー・マーは次のように続けている。「当時は腹立たしく思ったけど、自分の人生もあるわけでね。大きなバンドにいることの一部だよ。麻薬の押収、メンバーの死、法廷闘争っていうね。時にはそのすべてを経験することもあるわけだ」

ジョニー・マーは先日、モリッシーがザ・スミスの過去を傷つけているかという質問に答えている。「最近はほとんど心配していないんだよ。実際、人と楽曲の関係を誰かが変えられるとは思わないんだ。曲は曲なんだからね」とジョニー・マーは「コンシークエンス・オブ・サウンド」に語っている。

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