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スマッシング・パンプキンズのベーシストであるダーシー・レッキーは再結成に参加しないことを明かしている。

スマッシング・パンプキンズは過去数年にわたってオリジナル・ラインナップでの再結成が噂されており、先日フロントマンのビリー・コーガンは自身のインスタグラムにジェイムス・イハとジミー・チェンバレンと共にスタジオにいる写真を公開しており、更に噂に火をつけることとなっていた。

今回、ダーシー・レッキーは音楽サイト「ブラスト・エコー」にテキストのメッセージを提供したと報じられており、その中で再結成への参加を否定しているという。

「バンドのオリジナル・ラインナップによる再結成ツアーを楽しみにしているこの世のすべてのスマッシング・パンプキンズに謝罪します。私にとっても非常にがっかりすることだというのは分かっているけれど、それは実現しないのです」

「私はバンドが違うベース・プレイヤーで行うことを決めたことをまさに昨日知りました」

ダーシー・レッキーによれば、ビリー・コーガン、ジェイムス・イハ、ジミー・チェンバレンと別のベーシストという布陣でこの夏から一緒にツアーを行う予定だという。

ビリー・コーガンは先日、バンド内の人間関係がその音楽に決定的な影響を与えると語っていた。

「僕は個々の関係性こそがスマッシング・パンプキンズの強みだってことに最終的に気が付いたんだ。個々の関係性に亀裂が入ってしまえば、そこから音楽面もバラバラになっていってしまうんだよ」

彼は次のように続けている。「バンドが再び音楽的な面で機能していくことについて興味を持ってくれてる人に言っておくとさ、個々の関係性がそれぞれにとって完全と言えるようなものにならない限りは、バンドが機能することはないんだよ」

メタリカが映画『メタリカ:真実の瞬間』の中で指摘していたように、バンドにはこういう脆さが存在するんだよね。一緒に成長してきた奴らが一緒に歳を重ねていくことについて学ばなければならないんだよ。25歳で、ビールを飲んで、ヘヴィ・メタルを演奏していた時には予測もしていなかったやり方でね」

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