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マリリン・マンソンはステージ・セットが倒れて怪我を負ったことでキャンセルとなったツアーの振替日程を発表し、この事故についても語っている。

先月、マリリン・マンソンはニューヨークの公演でステージ・セットが倒れてきたために病院に搬送されており、この事故を受けて9公演をキャンセルしている。マリリン・マンソンはニューヨークのハマースタイン・ボールルームの公演中にピストルを模したステージセットが彼に倒れてきた事故に見舞われている。

米「ヤフー」に対してマリリン・マンソンはあの時に起きたことについて語っている。「ステージ・セットが倒れてきて、押し返そうとしたんだけど、避けようとする暇がなかったんだ」と彼は語っている。「何が頭にのしかかったきたのか分からなかったよ。ただ、足の上に落ちてきて、腓骨を2ヶ所骨折してね。痛みは耐え難いものだったよ」

マリリン・マンソンはプレートを入れて、10本のスクリューが腓骨に差し込んであるほか、 距骨にもネジを入れなければならなかったことを明かしている。また、怪我はさらにひどくなり得る可能性もあったと彼は強調している。

「頭蓋骨や肋骨を折る可能性も間違いなくあったわけでね」とマリリン・マンソンは語っている。「そのあたりにもちょっとした痣があってさ。6人がかりで俺を引きずり出してくれたんだ。鉄の巨大なモンスターと格闘する感じだったよ」

「それはすべて自然の力、つまり神だったのかもしれないって思う。なんだっていいんだけど、何者かが物事に待ったをかけようとしていたんだってね。ある1つのことを信じるのなら、もう1つの力も信じなきゃならないんだよ」

「興奮してしまって常識的な範囲での安全性を無視していたかどうかは分からない。ただ、ステージの上に立たせてくれれば、俺は単に盛り上がるだけでね。一番ムカつくのは、自分がステージの上にいないってことだよ。だって、そこが俺のいるべき場所なんだから。脚にギブスをはめながら、ツアーへの熱狂について語るのは辛いよ。セカンドギアを入れようとしてすぐに、あの事故で中断させられたんだからさ。だけど、俺は本当にすぐ戻るつもりだよ。始めようとしていた時と同じくらいワクワクするものになるよ」

マリリン・マンソンは振替となったツアー日程を発表している。

彼はヨーロッパ・ツアーの一環として、12月にイギリスでもライヴを行う予定となっており、マンチェスター、グラスゴー、ウルヴァーハンプトン、ニューポートでライヴを行った後、ロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリーで12月9日に大規模なライヴを行う予定となっている。

マリリン・マンソンは10月6日に通算10作目となるニュー・アルバム『ヘヴン・アップサイド・ ダウン』をリリースしている。

先日、マリリン・マンソンはマーク・マロンによる「WTFポッドキャスト」に出演しており、デヴィッド・ボウイと対面した時のことを振り返り、女優のララ・フリン・ボイルに「台無し」にされたことを語っている。

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