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R.E.M.は名作『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』の25周年記念盤をリリースすることを発表している。

“Everybody Hurts”や“Man On The Moon”といったシングルを収録した1992年発表の『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』はR.E.M.の代表作の一つで、これまでに全世界で1800万枚以上のセールスを記録している。

再発盤にはアルバム全編をオリジナルのプロデューサーであるスコット・リットとエンジニアのクリフ・ノーレルがドルビー・アトモスでミックスした音源が収録されるという。アルバムとしてドルビー・アトモスの音源が販売されるのは今回が初めてになる。

トレイラー映像はこちらから。

11月10日にリリースされる本作は様々な形態でのリリースが予定されており、4枚組のデラックス・エディションには『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』のセッションから未発表の20トラックのデモ音源が収録される。再発盤にはボーナストラックとしてナタリー・マーチャントが参加した“Photograph”も収録される。

再発盤からはデモ音源の一つ、“Mike’s Pop Song”も公開されている。

12インチ四方のボックスセットには、アントン・コービンやメロディー・マクダニエルによる未公開写真や音楽評論家のトム・ドイルによるライナーノーツなどが掲載された60ページのブックレットも同梱される。

2枚組のバージョンにはオリジナル・アルバムに加え、1992年11月19日に行われたライヴ・アット・ザ・40ワット・クラブのライヴ音源が収録される。この公演はこの年唯一の公演となっている。

『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』についてベーシストのマイク・ミルズは次のように語っている。「この時はずっとライターとして曲を書く際に死という必然がテーマだったんだ。人生というものの脆さと美しさ、今の瞬間を最大限生きることについてだよね。あまりにも人生は早く流れ、そのことを僕らはみんな知っている。僕らの作品では最もまとまりのあるアルバムだと思うよ。最初から最後まで力強いんだ」

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