Steve Gullick

Photo: Steve Gullick

フィーダーは新曲“Veins”のミュージック・ビデオを公開している。

フィーダーはファーストEPの『スイム』のリリースから21周年を迎える9月29日に、9曲の新曲を収録したミニ・アルバム『アロー』を含むキャリアを包括した42曲収録のベスト・アルバムのリリースが控えており、“Veins”はミニ・アルバムからの新曲となっている。

「この曲は、人生だったり、民主主義の重要性だったり、未来を見据えたりっていう、世の中で起こるあらゆることについての曲なんだ。それに曲を書いた時よりも今のほうが時代に沿っている気がしていてね」とフロントマンであるグラント・ニコラスは“Veins”について語っている。「このビデオは、素粒子物理学のインスタレーションだったり、音波をスクリーンで表現するエフェクトにインスピレーションを得ているんだ。この映像が連れて行ってくれる冒険を気に入ってもらえたら嬉しいね」

“Veins”のミュージック・ビデオはこちらから。

合わせてバンドはUKツアーの日程も発表している。

ミニ・アルバム『アロー』に収録される新曲ついて、グラント・ニコラスは『NME』に次のように語っている。「9曲が入ったアルバムだから、実際にはフル・アルバムとも言えるんだけどね。一連の作品群っていう感じなんだ。もちろん何かしらのアイデンティティーは必要だと思ったし、他の音楽たちとも区別しないといけないから、アルバムには『アロー』っていう名前を付けたんだけどさ。すべて新曲だよ。今回のリリースは僕たちにとっても本当に大切なことだと思ったんだ。それに僕は常に曲を書いているわけだしね。だから、ベスト盤でよくあることはしたくなかった。2~3のデモ曲に、2~3のB面曲、1曲か2曲のボーナス・トラックを付け加えたりさ」

「そういうのよりもっと特別なものにしたかったんだ。そして、ファンにとっても新鮮なものにね。明らかに、僕らにとってもより興味深いものだったし、やるべき曲もあったからね。そこから広がっていったんだよ。独立したアルバムがあるベスト盤にしようと思ったんだ」

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