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ノエル・ギャラガーは先週末に行われたマンチェスター・アリーナの再オープン公演でのパフォーマンスの最中に実際は泣いていないと語っている。

このライヴの収益は今年5月のアリアナ・グランデ公演で起きたテロによる22名の犠牲者を追悼する恒久的な記念碑建設のために「マンチェスター・メモリアル・ファンド」に寄付されることになっている。「ウィ・アー・マンチェスター」と題されたこの日の公演にはリック・アストリー、ピクシー・ロット、ブロッサムズ、ザ・コーティナーズも出演している。

“Don’t Look Back In Anger”の最後の部分でノエル・ギャラガーはギターを弾く手を止め、涙を拭うような仕草が確認されているが、「ラジオX」のクリス・モイルズに対してノエル・ギャラガーは「実際には泣いてないんだ」と語っている。

「続ける前に心に決めたんだ。というのも、あの瞬間に飲み込まれるのはすごく簡単で、距離を置いとかなくちゃならないわけでね」と彼は語っている。「それに他の人々が泣いたりスタンドにいるのとかを見ているわけだからね」

「どっかで俺が泣いてたって読んだけど、でも、残念ながら俺は泣いてなかったって言っておくよ」と彼は続けている。

「ウィ・アー・マンチェスター」公演での“Don’t Look Back In Anger”の映像はこちらから。

“Don’t Look Back In Anger”を演奏する前にノエル・ギャラガーは次のように語っている。「マンチェスターがイングランドで最高の街だということを誰かが疑うというなら……1分間の黙祷があって、ある少女が沈黙を破って歌い出したんだ。そして、これから歌おうとしてる曲にみんなが結集したのは素晴らしかったよ。ある種、抵抗のアンセムになったんだ。歌う時は勝つことができる。だから、歌い続けよう」

一方、弟のリアム・ギャラガーはこの日のノエル・ギャラガーのパフォーマンスを批判しており、「ノエル・ギャラガーが泣いちまったんだってな。あんなの真面目に真に受けるなよ。あいつは気にしちゃいないんだ」とツイートしている。

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