GETTY

Photo: GETTY

リンキン・パークのチェスター・ベニントンのサイド・プロジェクト、デッド・バイ・サンライズでバンドメイトだったライアン・シャックは、7月にチェスター・ベニントンが亡くなった後に彼の母親であるスーザン・エレーヌ・ジョンソンと夕食を共にしたことを明かしている。

ライアン・シャックは、先日チェスター・ベニントンと共にクラブ・タトゥーという会社を運営していたショーン・ダウデルと共にラスベガスで行われた追悼イベントに出席している。

ライアン・シャックは次のように語っている。「(俺たちは)みんなでスーザンと夕食を食べたんだ。そうしてすごく良かったと思ったんだよね、俺はどんどん落ち込んでいたもんだからさ。だから、俺たちは夕食に行って、話をしたわけなんだ。スーザンはめちゃくちゃ感謝してくれて、『本当にありがとう。私、自分が出かけた方が良いのかわからなかったんだけど、そうすべきだったみたいね。夕食をご一緒できるのをとってもありがたく思っているの、ありがたいわ』って感じだった。その様子はまさに感謝の念そのものって感じでね。スーザンはチェスターが2歳だった頃の話をしてくれて、それで俺も気分が立ち直り始めたんだよね」

「彼女が言うには、彼は2〜3歳でポパイの映画を全部覚えてしまったらしいんだ。彼は、家にやってきた人には誰でも、全部の場面を歌って演じて見せてくれたんだってさ。全部だよ、全部。誰にでも全部聞かせようとして座らせたっていうんだ。幼いチェスターはそんな感じだったわけでね。多分4ポンドの体重で、チワワくらいの大きさしかなかったはずのくせにね。彼にも幼い子供の時代が長らくあったんだよ」

「夕食の時はみんな笑顔でね、それで俺たちはあることに気がついた。チェスターのことを話し出すと、絶対笑わずにはいられなくて、楽しい時間を過ごせるっていうね。お察しの通りだと思うけど、俺はやってきた時はすごく感傷的だったわけでね。だけど、彼について話し出すと、微笑まずにはいられないんだ。そういうことが起こって、彼を追悼するためのものを書く上での方向性を示してくれたところがあったんだ」

チェスター・ベニントンの遺族は、彼の悲劇的な死去を受け入れることに苦労しているファンを助けるための慈善団体を設立する見込みであると報じられている。

「TMZ」によれば、チェスター・ベニントンの遺族は彼の死を受けて自殺を考えて苦しんでいるファンを助けるための新たな慈善団体を設立中であるという。

リンキン・パークは亡くなったフロントマンのチェスター・ベニントンを追悼するための特設サイトを開設している。

特設サイトは自殺防止ホットラインの連絡先が冒頭に掲載されており、「#RIPCHESTER」のハッシュタグで投稿されたユーザーからの投稿が表示される仕組みとなっている。

http://chester.linkinpark.com/

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ