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コールドプレイは現地時間8月28日にマイアミで行われた『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』ツアーの公演でハリケーン・ハーヴィーの犠牲者に捧げた新曲を披露している。

バンドは“Houston #1”と題した新曲を作っており、過去50年でも最大の被害を受けたテキサス州のヒューストンに捧げられている。

コールドプレイは8月25日にヒューストン公演を行う予定だったが、嵐が近づいているのを受けて公演を延期しており、「安全性を危険にさらす」ことはしたくないとしていた。

クリス・マーティンは“Houston #1”を紹介する際にこの曲を演奏するのは最初で最後になると語っている。

「これは僕らが聴いてきた大好きなカントリーからできた曲でね、テキサスに行く時のことについて考えてるものなんだ」

「だから、我慢してくれるなら、次は新曲をやりたいんだ。二度と演奏することはないはずだよ」

「一度限りっていうね。“Houston #1”っていう曲なんだけどさ、ここマイアミのみんなのために歌いたいし、ライヴを観られなかった人全員にも捧げたいんだ」

バンドが正式公開したパフォーマンスの映像はこちらから。

歌詞には次のような一節が含まれている。「I’m dreamin’ of when I get back to Houston/I’m dreamin’ of that very special place/I’m dreamin’ of when Houston has no problems/In that city where they send you into space(ヒューストンに舞い戻る時のことを夢見てる/あの非常に特別な場所を夢見てる/ヒューストンに何の問題もない時のことを夢見てる/あの街は宇宙へみんなを送ってくれるんだ)」

コールドプレイは先日、ニュー・ジャージーの公演でリンキン・パークの“Crawling”のカヴァーを披露し、亡くなったリンキン・パークのフロントマンであるチェスター・ベニントンに捧げている。

クリス・マーティンは一度間違えて、もう一度ピアノの演奏をやり直しているが、この時に次のように語ったという。「これは最終的にYouTubeにアップされるに違いないってわかってるからさ、ちゃんとやりたいんだ」

リンキン・パークのマイク・シノダはこのライブを訪れており、インスタグラム上でコールドプレイのカヴァーについて「美しかった」と述べている。

観客が撮影したこの時の模様はこちらから。

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