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ザ・キラーズは、自分たちと同じように口コミを通して成功をつかめるほど今の若手バンドたちは「優れて」いないと語っている。

ザ・キラーズは、通算5枚目となるスタジオ・アルバム『ワンダフル・ワンダフル』を9月22日にリリースする予定となっているが、彼らの知名度が高まったのは、大規模な宣伝活動というよりも、バンドについての人々の口コミのおかげだったという。

「ノイジー」との最新インタヴューで、フロントマンのブランドン・フラワーズとドラマーのロニー・ヴァヌッチは、今の若手バンドたちが自分たちと同じような形で知名度を獲得できない唯一の原因は彼らの音楽のクオリティの問題だと語っている。

「起こりうるはずだよ」とブランドン・フラワーズは語っている。「でも、それぐらい素晴らしいバンドがいないんだよ。ザ・ストロークスやインターポールみたいなバンドがいたら、人々は噂するわけでね。もしどこかのキッズが(インターポールの)“Obstacle 1”を今夜プレイしてみたとしたら、僕はその噂を聞きつけるだろうし、君も聞きつけるはずだよ。でも、そういうことがないんだ」

ロニー・ヴァヌッチは次のように続けている。「みんな、いろんな物事について時代の変化のせいにすぐにするけどさ、本当はそれほど優れてないってことなんだよ」

一方、ザ・キラーズはニュー・アルバム『ワンダフル・ワンダフル』に収録されることとなっている新曲“Run For Cover”のミュージック・ビデオを公開している。ビデオではバンド・メンバーは数えるほどしか登場せず、主人公の女性が車に追われる場面が中心となっている。

“Run For Cover”のミュージック・ビデオはこちらから。

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