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ブラック・リップスはレディング&リーズ・フェスティバルでステージのトリを務めることについて語り、世界各地の遠く離れた地域でもライヴをやることで知られるその範囲は北朝鮮にまで及ぶのかについて語っている。

アトランタ出身のブラック・リップスはレディング&リーズ・フェスティバルのフェスティバル・リパブリック・ステージでトリを務める予定となっている。バンドのレディング&リーズ・フェスティバルへの出演は2009年以来となる。

レディング&リーズ・フェスティバルに戻ってきたことについてコール・アレキサンダーは『NME』に次のように語っている。「戻ってこられて嬉しいよ。イギリスで脚光を浴びるようになってから随分経ったわけで、レディング&リーズ・フェスティバルで素晴らしい出演枠をもらえて、最高だよね。グラストンベリーはやってきたけど、レディング&リーズ・フェスティバルは1度しか出たことがなくてね。だから、久しぶりなんだよ」

「戻ってきて、再び自分たちのことを知ってもらえるのは素敵だよね。ニュー・アルバムからも演奏するよ、ファット・ホワイト・ファミリーのソウル(・アダムチェイスキー)が手助けをしてくれたんだ。だからアルバムにはいいライヴ感があるんだよね」

フェスティバル出演のベテランでとなったブラック・リップスだが、従来はツアー先から除外される国でライヴを行うことでも知られており、2012年にはクルディスタンでライヴを行っている。

今回、コール・アレキサンダーはブラック・リップスが北朝鮮にも行く意欲があり、(北朝鮮の拘束後亡くなったアメリカ人学生の)オットー・ワームビアの死以降、「敬意」こそが北朝鮮当局との諍いとの可能性を避ける鍵となると考えている。

「政治的になりすぎるつもりはないんだ。ただ、俺はあらゆる人々を集めたいからね。アフガニスタンでもやりたいし、北朝鮮でもやりたいよね」とコール・アレキサンダーは語っている。

「けど、北朝鮮は少し怖いかな。あのアメリカ人青年(オットー・ワームビア)の件があるからさ。彼はポスターだか何かを盗んで、厳しく罰せられたわけだからね」

「それを言った上で、北朝鮮でやってみたいね。僕たちのレーベルのヴァイスには北朝鮮に行ってくれる友人たちがいるからね。すげえ奴らなんだけどさ。もし、北朝鮮に行って、敬意を表せば彼らも敬意をもって接してくれると思うんだ」

ブラック・リップスは先日最新作より“Crystal Night”のミュージック・ビデオも公開している。

“Crystal Night”のミュージック・ビデオはこちらから。

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