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フー・ファイターズがサマーソニック2017の幕張会場にてヘッドライナーのステージで披露したリック・アストリーをゲストに迎えた“Never Gonna Give You Up”のパフォーマンスが海外でも報道されている。

フー・ファイターズは幕張会場の観客に現実のリックロールを始めるに当たって、ニルヴァーナの“Smells Like Teen Spirit”のリフでパフォーマンスをスタートさせている。

「レディース・アンド・ジェントルメン、僕らの新しい友人であるリック・アストリーを歓迎してくれないか」とフロントマンのデイヴ・グロールは語っている。「これがマジでクレイジーなんだ。2分前に会ったばかりなんだよ」

これに対してリック・アストリーはマイクを手に取り、「いくぞ、野郎ども!」と叫んでいる。

「どうやってやるのか思い出さなくちゃ、ちょっと待って」とデイヴ・グロールは続けて、ニルヴァーナのリフを弾き始めている。その後、バンドはリック・アストリーの1987年のヒット曲“Never Gonna Give You Up”になだれ込んでいる。

観客が撮影したこの時の模様はこちらから。

リック・アストリーは3コーラス目で本来の歌詞「Gotta make you understand」を変えて、観客に向けて次のように叫んでいる。「I’m feeling fucking marvellous!(本当にとんでもないと感じてるんだ)」と叫んでいる。

フー・ファイターズは9月15日にニュー・アルバム『コンクリート・アンド・コールド』をリリースする見込みとなっている。先日、フー・ファイターズはギリシャのアクロポリスで行ったライヴがPBSの番組「ランドマーク・ライヴ・イン・コンサート」で放送されることが決定している。

この番組は世界的スターが世界各地の歴史的で風光明媚な場所でライヴを行うもので、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスが司会を務めている。

フー・ファイターズは今年7月にこのライヴを行っている。デイヴ・グロールはかの有名なヘロディス・アッティコス音楽堂でのパフォーマンスについて次のように語っている。「この20年間、クレイジーなことをやってきたけど、これはフー・ファイターズがこれまでやってきたなかでも、最もクレイジーなことかもしれないと思ってるんだ」

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