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映画『キャロル』や『ベルベット・ゴールドマイン』で知られる監督のトッド・ヘインズが、新たにヴェルヴェット・アンダーグラウンドのドキュメンタリー作品に取り組んでいることが報じられている。

『ヴァラエティ』誌によれば、本作は新たに収録された現存のバンド・メンバーのインタヴューが盛り込まれるほか、60年代の映像を使用したものとなるという。

トッド・ヘインズはまだタイトルの決まっていないこの作品について「ものすごいヴィジュアル体験になる」と語っており、「ウォーホルの撮影した映像を間違いなく当てにすることにはなるけど、同時に実験映画の豊かなカルチャーや僕らが失ってしまったり持っていない専門用語にも依拠するものになるんだよ。僕らはだんだんとそういうものから縁遠くなってるからね」

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは今年でデビュー・アルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』のリリースから50周年を迎えている。

ジョン・ケイルはアルバムのリリースから50周年を記念して『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』の全曲を演奏するライヴを先日行っている。

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