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ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるロニー・ウッドは、髪の毛を失いたくなかったために肺ガンの治療に化学療法を用いなかったことを明かしている。

ロニー・ウッドは今年5月に肺ガンを切除する手術を行ったことが明らかになっていた。

『デイリー・メール』紙に対して独占でこの手術について語った彼は、化学療法を行うかについて話しあった後に化学療法を行わない選択をしたことを明かしている。

「髪の毛を失いたくないっていう気持ちの方が強かったんだ」とロニー・ウッドは語っている。「髪の毛はどこへも行かせたりしない。『ありえないね』って俺は言ったんだ。きっと上手くいくっていう信念を持ち続けたんだ」

ロニー・ウッドはまた、診断の後、家族に「別れを告げる」ことも覚悟していたことを明かしている。

「すべてがどうなるか分からなくて、お陀仏になって、別れを告げることにもなりかねなかったからね」と彼は『デイリー・メール』紙に対して語っている。

「どんなことになるのか、まったく分からなかったんだよ」

享楽的な生活を続けてきただけに病気にならなかったことに驚いていたこともロニー・ウッドは明かしている。

「1年前にタバコを止めた後、内心思ってたんだよね。『どうして50年間もチェインスモーキングだったり、他の悪癖なんかを何にも起こることなく続けてこられたのか』ってね」

「だから、素晴らしい年配の医師であるリチャード・ダウッドに診てもらうことにしたんだ。というのも俺たちはツアーに出る前は診てもらわなくちゃいけなくて、よりちゃんと診てもらって、心臓だったり肺だったり血液だったりをチェックしてほしいか訊かれたからさ、『是非』って答えたんだ」

ロニー・ウッドは現在は良好で、定期的な献身を行う予定だと語っている。

ロニー・ウッドは2016年に双子が生まれる前にタバコを止めており、8度にわたるリハビリの結果、現在はアルコールも飲んでいない。

しかし、飲酒などを止めたことにバンドメートのキース・リチャーズはどのように考えているのだろうか?

「俺がタバコを止めたことを案じてるよね」とロニー・ウッドは明かしている。「3週間、(禁煙薬の)チャンピックスをやったんだけどさ。大変だったよ。あれを考えると今でも辛いね。そうやってタバコが欲しがるのを止めたんだ」

ロニー・ウッドはザ・ローリング・ストーンズとして9月により「ノー・フィルター」ツアーに乗り出す予定となっている。

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