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スリップノットのコリィ・テイラーはライヴでの携帯電話を使った動画撮影について自身の考えを述べ、「現実がそんなに怖いのか」と問いかけている。

スリップノットやストーン・サワーでフロントマンを務めるコリィ・テイラーは、昨年もスリップノットのライブ中にファンの手にあったスマートフォンを叩き落としており、後にファン撮影の映像だけで作られた“Before I Forget”のライブ映像をスリップノットが公開した際に、偽善性を指摘され、コリィは自身を「そういうろくでなしなんだよ」と自称していた。

音楽サイト「ラウドワイヤー」の新しいインタヴューでコリィ・テイラーはこの問題に関して自身の考えを展開している。「別にいいんだけどね」と彼は語っている。「自分の携帯を持ってきて、写真を撮ればいい。何でも好きにすればいい。でも、なぜなんだ? だって、その場にいるわけだからね」とコリィ・テイラーは語っている。「写真を撮ればいい。何でも好きにすればいい。でも、どうしてライヴの動画を撮っているんだよ? 動画を撮るのと、撮っている間に自分のスマホの画面をただ見つめているってのは別問題のわけでね。まさにそこでやっているわけだからさ! ちっちゃな4インチ四方の画面上じゃなきゃ何もできねえほど、現実がそんなに怖いのか?っていうね。ったく。本当におかしな話だよな」

彼はまたライヴを行うことへの愛についてより広い考えを語っている。「あれはアドレナリンであり、セックスであり、憤りであり、激情であり、幸せなんだよ……これらすべてがとてつもなくて、すべてを含んだまま、ひとつにまとまっているんだ。でも、その一つ一つとは完全に違う感覚なんだ」

先日、コリィ・テイラーは、ニッケルバックのバンド・メンバーから電話で謝罪があったことを明かしている。「ああいうので、自分がどの程度のエゴに対処しなきゃいけないのか気付かされるよな」とコリィ・テイラーは語っている。

チャド・クルーガーは先日コリィ・テイラーを批判して、ストーン・サワーのことを「ニッケルバックのライト版」と評し、それに対してコリィ・テイラーはチャド・クルーガーについて「足のような顔」と応じていた。

「(騒動の)初日から言っていたことだけど、これはニッケルバックの他の奴らは関係ないからね。ニュースが出てすぐに彼らから電話があって、謝罪してくれたんだ。『これは俺たちの意見じゃない、誓うよ。あいつだけだから。俺たちは違う……』って具合にね。俺は昔に彼らとつるんだこともあるし、めちゃめちゃクールな奴らだからね」

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