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ジェラルド・ウェイは亡きリンキン・パークのフロントマンであるチェスター・ベニントンを偲んで語り、彼について「自身の人生を変えた」と賛辞を贈っている。

元マイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイはソロ・アーティストとして活動するのと同時にコミック・ブックも手掛けているが、「ナーディスト」とのインタヴューで、彼らのバンドが2007年に「プロジェクト・レヴォリューション」ツアーを一緒に行った時のことを振り返り、人々に精神疾患について会話をするよう促している。

「チェスターについて聞いて打ちのめされたよ」とジェラルド・ウェイは語っている。「僕の結婚式にも実際に出てくれてね。あんまり多くの人はいなかったんだ。というのは、半数の人たちが家に帰ってしまってたツアーの最後にものすごく早く結婚したからね。だから、文字通りたった30人か40人くらいの人しかそこにいなくて、彼はそのうちの1人だったんだ」

彼は次のように続けている。「彼のバンドや一緒にツアーをやってくれたことが僕の人生を変えたんだ。僕は妻に出会ったわけだからね。僕らは今素晴らしい人生を送ってるし、娘もいる。あの時期の思い出や妻のリンズとの出会いっていうのはチェスターや彼のバンドとすごく結びついてるんだ」

「本当に悲しいよ。精神疾患についてはすごく考えるし、(コミック・シリーズの)『ドゥーム・パトロール』の中でも常に扱いたかったことなんだ。だから、今後もそれについてはよりもっと見ていくことになると思う。僕も鬱や苦しい時期、セラピーを経験してきたしね。だから、登場人物たちにもそういったものを当てはめることができるんだよ」

先週、チェスター・ベニントンは長きにわたる鬱との闘いの後、自殺の末に亡くなっている。その後、ロサンゼルスの郡検死局のスポークスマン、エド・ウィンターはチェスター・ベニントンの死因を首吊りによるものだと認めている。さらに、近くにボトル半分のアルコールが見つかったが、ドラッグ使用の痕跡はなかったと認めている。遺書は見つかっていない。

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