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マドンナは、ニューヨークに拠点を置くオークション・サイト「ガッタ・ハヴ・ロックンロール」に出品予定だった自身に関連するアイテムを巡って訴訟を起こし、自身の「DNAが公衆にオークションで出回るのは許せない」としてオークションから商品を取り下げる申し立てをしたことが報じられている。

報道によれば、マドンナはニューヨーク州最高裁判所で訴訟を起こし、裁判所は「ガッタ・ハヴ・ロックンロール」に対して彼女が書いた元恋人であるトゥパック・シャクールからの手紙や彼女が着用した二枚の下着、彼女の毛髪が付いたヘアブラシ等のアイテムを取り下げるよう訴えているという。

ニューヨーク州最高裁判所は現地時間7月18日「ガッタ・ハヴ・ロックンロール」に対して現地時間7月19日から予定されている「ザ・ロックンロール・ポップ・カルチャー・オークション」からマドンナに関連した22点のアイテムの出品を取り下げるよう命じている。

マドンナは今回、緊急に起こした訴状の中で、オンラインでのオークションによってトゥパック・シャクールからの手紙の所有権が自分のものではなくなるなど「思ってもみなかった」として、「ショックを受けています」と述べている。マドンナはまた、今回の出品には「昔の友人」が絡んでいると主張しているという。

マドンナは、オークションに私物が出品されることでDNAが流出してしまうことについて、「許せないし、下品で失礼極まりない」と述べている。

「ガッタ・ハヴ・ロックンロール」が『ニューヨーク・ポスト』紙に語ったところによれば、サイト側は今回の決定に「異議を唱えて上訴」する予定だという。

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