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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーは引退するのではないかという噂について言及し、「ちょっとした冗談に過ぎない」としている。

先週、ドラマーのチャド・スミスはバンドがツアーを「続けるかどうか分からない」と語り、バンドのツアーからの引退について噂に火をつけている。

「ライヴが終わって、ヴァンに乗ってるだろ。フリーが言うんだ。『あとどれだけやるべきだと思う? 終わらせることについてはどう考えてる?』ってね」とチャド・スミスは語っていた。「俺は『分からないよ』って言うんだけどさ。アルバムは作りたいよ。アルバムを作るのは今も大好きだからね。でも、ツアーについては続けられるのかは分からないね」

彼は次のように続けている。「要するに、俺たちのうちの3人、アンソニーと俺とフリーは54歳だからね。ジョシュ(・クリングホッファー)は38歳か39歳で、若いけどさ。でも、長いツアーを続けられるかは分からないね。いつもやってる1年とか1年半とかのものはね。難しい問題だけどね」

しかし、今回フリーはこの噂について重く受け止めていないことを明かしている。

「知ってるかどうか知らないけど、あれはちょっとした冗談に過ぎないんだよね」と彼は「TMZ」に語っている。「俺たちは直近のことの先は考えてないし、今はツアーに出てるわけでね。すごく楽しんでるしさ。胸で感じて、音楽が俺たちを前に進めてくれるんだよ」

「正直、35年前にこのバンドを始めた時から、次に何があるとか、すぐ先に何があるかとかさえ知らないんだよ。このバンドの力っていうのはそこにあると思ってるんだ。この瞬間とそのエネルギーの中を生きるっていうね。そうやってやってるんだ」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは先日、1988年にヘロインのオーヴァードーズで亡くなったギタリストのヒレル・スロヴァクへの追悼のためにオリジナル・ドラマーのジャック・アイアンズとミシガン州グランドラピッズの公演で共演している。

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