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デッドマウスはツイッター上でサウンドクラウドを救済する方法について持論を展開している。

サウンドクラウドは先日、全従業員のうちの40パーセントを解雇しており、ロンドンとサンフランシスコにあった2つのインターナショナル・オフィスを閉鎖している。サウンドクラウドの共同設立者であり、 CEOのアレックス・リュングはこの戦略について「コストを削減すること」と「長期的に独立経営で確実に成功すること」を目指したものであると発表している。

デッドマウスはこうした動きについて先週末、自身の考えを明らかにしている。サウンドクラウドが所有している莫大な量のユーザーのデータベースは「レコードレーベルが欲しがっているデータベース」だとコメントしており、「最も高額な入札者」への売却を予想している。

彼はさらにインディ・レーベルが新しいアーティストを探し出してライセンスを結べるようにすることで、サイト自体のサービス内容を見直すことを含む詳細なプランを提示している。

結論として、デッドマウスは次のように述べている。「要約しようか。俺はサウンドクラウドをまともなチームと組ませてひどい状況を変えることもできる。だけど、どうしてお金を払ってまで、知らない誰かの失敗を立て直すっていうんだ?」とした上で、さらに次のように続けている。「サウンドクラウドがベルリンを拠点とした会社であることと、アメリカの著作権法をなんとかすり抜けているのは特筆すべき点だったかもしれない」

デッドマウスが投稿したツイートは以下の通り。

「(チャンス・ザ・ラッパーの『アレックス・リュングととても有意義な電話をした。サウンドクラウドは永遠だよ』というツイートを引用して)君の新しい役立たずに祝福を」

「サウンドクラウドの本当の唯一無二の価値とは、何年もの間に集めてきたEメール、フェイスブック、そしてツイッター・アカウントのデータベースにあるんだ。データベースこそがレコードレーベルが欲しがっているものなのさ」

「俺たちにはまだ望みがある。スポティファイで手に入れた40ドルがあるから、彼らの持つユーザーのデータベースのために誰かさんの顔の前で小切手を振っているんだ」

「あぁ、信じてくれ。彼らはやってくれるよ。肝心なのはここだからね。チャンス(・ザ・ラッパー)はスポティファイに対して入札合戦を吹っ掛けようとしているって思ってるんだろ?」

「俺にとってサウンドクラウド上で才能を発掘するのは、お嬢ちゃんとデートに行く感じなんだ。そして、彼女はインスタグラムに一日中いるんだけどさ。俺はむしろ人とやり取りしたいんだよ」

「何が起ころうとしているかっていうとね、最高額の入札者のものになるか、もしくはどこまでもダメになっていくだろうね。どちらにしてもインディ・アーティストに恩恵はないけどね」

「俺だったらまず最初に、サウンドクラウドを保護するために投資して、ユーザーID以外のユーザーのデータを集めるのをやめる。そして、ブランドを再生させるよ」

「そのあとクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを導入して、直接のやりとりを基本としてインディ・レーベルがユーザーからライセンスを受けることができるようにするだろう」

「そうすれば、ふしだらで商業主義なレーベルによる『スポンサー付きコンテンツ』の中に埋没することなく、インディ・アーティストはこのプラットフォームを使い続けることができるようになる」

「それでもユーザーが世に出ている誰かの作品をアップロードするのを防ぐために、アップロードされた内容はあらゆる『発売された音楽』のアルゴリズムによって検索されるだろう」

「だから困難なんだ。無料サービスは素晴らしいことだけど、データ・サービスやホスティングは無料じゃない。だからクリエイティヴになる必要があるんだ」

「(支払わないなら、君こそが売られる商品だという発言を受けて)これこそまさに、インターネット上で見かけた中で『フリー・サービス』に関する最も優秀な発言だよ。今までで最高のね。これこそ君たちが知る必要のあることだ」

「俺はこう思うんだ。レーベルの投資やエージェントとの契約があるから、サウンドクラウドみたいな環境は提供することができるっていうね」

「誰もこのサイトを、新しいアクトによる特別に制作された音楽やスタッフによる音楽のリソースとして、メジャー・レーベルに請求することは誰も考えてこなかったよね? そうだろ」

「ユーザーによるカタログを再配信する権利の点でスポティファイに請求したりとかね。それでアーティストへの支払いができたり、サイトの運営費が払えるわけでさ」

「要約しようか。俺はサウンドクラウドをまともなチームと組ませてひどい状況を変えることもできる。だけど、どうしてお金を払ってまで、知らない誰かの失敗を立て直すっていうんだ?」

https://twitter.com/deadmau5/status/885988067798130688

「サウンドクラウドがベルリンを拠点とした会社であることとアメリカの著作権法をなんとかすり抜けているのは特筆すべき点だったかもしれないね」

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