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グリーン・デイはスペインのマドリッドで開催されたマッド・クール・フェスティバルで、アクロバットによる事故死があった後にパフォーマンスを行ったことについて長文の声明を発表している。

ペドロ・アウニオン・モンロイは高さ30メートルの所にある箱の中でアクロバットを行っていたが、そこから落下して亡くなったという。

グリーン・デイは事故後もライヴを行ったことに対する批判を受けて、オフィシャル・サイトで長文の声明を発表している。

全文訳は以下の通り。

「昨夜、スペインで行われたマッド・クール・フェスティバルでは恐ろしい出来事がありました。グリーン・デイがライヴをやる前にペドロという曲芸士がパフォーマンスの最中に亡くなったのです。ペドロとその遺族については本当に悲しいし、この悲しみに際して彼らのために祈っています。友人や遺族が受けている苦しみについては想像もつきません。多くの方々がこんな出来事の後に僕らが演奏を続けたのはなぜかと思っているでしょう。グリーン・デイはライヴが終わるまで、この出来事について聞いていなかったのです。アクロバットによるパフォーマンスがあること自体、聞いていませんでした。最近のフェスティバルは巨大なものです。様々なことが同時に起こっています。すべてのパフォーマンスやアーティストを把握するのは不可能です。僕らはメイン・ステージから半マイルほど離れたところの楽屋にいました。23時25分にステージに出るためにウォーミング・アップをしていました。15分前にツアー・マネージャーが地元の当局からセキュリティ上の問題があるのでステージに出ていくのは待ってくれと言われました。セキュリティ上の問題はどのショウでもよくあることですし、通常の手続きです。なぜなのかは伝えられませんでした。僕らは指示された通り待っていました。僕らはそんな事故があったと見当もつかなかったのです。僕らは大丈夫だと言われたので、ヴァンに飛び乗って、メイン・ステージへと向かいました。この日はヨーロッパ・ツアーの最後になる予定で、最後にもう一度心から演奏できることを楽しみにしていました。真夜中頃、ステージに上がって、2時間半のステージを行いました。すべてのことが通常のように見えました。観客もファンも素晴らしい時間を過ごしていました。ステージを降りて、楽屋に向かいました。この時にペドロに関するショッキングなニュースを聞いたのです。僕ら全員が信じられませんでした。コンサートの前に当局が僕らに事故のことをなぜ伝えなかったのか、分かりませんでした。僕らが知ったのはすべてコンサートが終わった後でした。こんなことはグリーン・デイとしてライヴをやってきた30年間、起こったことはありません。もしパフォーマンスの前に知っていたら、僕らは演奏しなかったでしょう。僕らは心ない人間ではありません。安全と快適さはどのコンサートでも間違いなく最優先されるものです。ペドロに起こったことは想像を絶することでした。あらためて彼の友人や遺族にお悔やみを申し上げます。
この悲劇を目撃しなければならなかった人たちにもショックを受けていますし、心を痛めています。
心から。
ビリー・ジョー・アームストロング」

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